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凱旋門賞(G1)エネイブルのライバルが前哨戦で続々“脱落”……。頂上決戦はあの馬と一騎打ちの様相か

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 先週末から中山、中京の2場開催が始まり、いよいよ秋競馬が始まった。中山で行われた京成杯AH(G3)はトロワゼトワルが連覇を達成し、中京のセントウルS(G2)はダノンスマッシュがG1に向けて弾みをつける勝利を挙げた。

 その一方、欧州では数々のビッグレースが開催された。

 先週末だけで、アイルランドで愛チャンピオンS(G1)、愛セントレジャーなど、6つのG1競走が行われ、フランスでパリ大賞典(G1)、ヴェルメイユ賞(G1)、凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞(G2)が行われた。それ以外にも、イギリスで英セントレジャー(G1)、ドイツでバーデン大賞(G1)が開催され、競馬ファンにとって濃密な週末となったに違いない。

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エネイブル 競馬つらつらより

 10月4日にパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1)の最終調整という意味でも、これらレースに注目が集まった。「史上初」の同レース3勝目を狙うエネイブルのライバル馬はいったいどんな走りを見せたのだろうか。

 まず、12日の愛チャンピオンSはガイヤースが出走。今年、無敗の4連勝でノリに乗っており、エネイブルのライバルとして注目の存在である。エクリプスS(G1)でエネイブルを破っている実績からも、負けられないレースだった。

 しかし、5歳牝馬マジカルの前にガイヤースは3/4馬身差の2着に敗れた。勝ったマジカルも、今年の敗戦はガイヤースに敗れた英インターナショナルS(G1)のみ。ガイヤースへのリベンジを成功した勢いは凱旋門賞でも侮れない。

 また、13日にフランスで行われたフォワ賞はアンソニーヴァンダイクが優勝。昨年の英ダービー馬が1年3か月ぶりの復活勝利を挙げた。その一方、エネイブルの僚馬でG1・7勝の実績を持つストラディバリウスは2着に敗れた。

 これらのレース結果は、エネイブル陣営にとっても歓迎できるものだったかもしれない。

「古馬で最大の強敵と目されていたのはガイヤースです。しかし、マジカルに敗れたことで評価を落とすことになりましたね。エネイブルはマジカルとの直接対決に4戦全勝しているようにエネイブル優勢と考えていいでしょう。エクリプスSでエネイブルがガイヤースに不覚を取ったのは、休み明けが原因だったという見方ができそうですね。

また、ゴールドC(G1)で10馬身差の圧勝を決めたストラディバリウスも強敵に思われたのですが、無類の強さが発揮されるのはやはり3000m超の長距離みたいですね。勝ったアンソニーヴァンダイクも、他のライバル馬に比べると見劣りします。

ガイヤースとストラディバリウスが圧勝するようなことがあれば、エネイブルの脅威となっただけに、まずは一安心といえそうですね」(競馬記者)

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