JRAジャパンC(G1)女王エネイブル脅かす「世界No.1ホース」が参戦示唆!? 「選択肢の1つ」凱旋門賞(G1)と並んで有力候補に

先月25日に、英国のアスコットで行われたキングジョージ6世&QES(G1)を5馬身半差で楽勝したエネイブル。昨年2着のリベンジへ向け、改めて凱旋門賞(仏G1)戦線の主役に躍り出た世界女王だが、今年も決して盤石とは言えないのかもしれない。
19日、英国のヨークで行われたインターナショナルS(G1)をガイヤース(牡5歳、英・C.アップルビー厩舎)が優勝。今年になってコロネーションC、エクリプスSからG1・3連勝中と、いよいよ「王者」の貫禄が出てきた印象だ。
今年のインターナショナルSにはG1・6勝の世界No.2牝馬マジカルに加え、今年のプリンスオブウェールズS(G1)で強い勝ち方をしたロードノース、英2000ギニーの覇者カメコなど、世界のトップホースが集った。
しかし、芝2050mのレースでハナを切ったガイヤースは、そのまま勝ちパターンに持ち込むと、後続に影も踏ませぬ“圧逃劇”。2着マジカルに3馬身差をつけて、力の違いを見せつけている。
この結果には、本馬を管理するアップルビー調教師も「とても嬉しい。単純明快で、最高のパフォーマンス」とガイヤースの走りを絶賛。「彼は今年、我々を落胆させたことがない。彼はより完成品となった」と管理馬へ絶大な信頼を寄せている。
「好メンバーが揃ったインターナショナルSでしたが、終わってみればガイヤースの充実ぶりが際立った結果となりました。本馬はこれで、今年のG1・3連勝。中でも前走のエクリプスSでは、エネイブルに2馬身1/4差をつけて完勝しています。
当時のエネイブルは前年の凱旋門賞以来、約9カ月ぶりの休み明け。叩き2走目となったキングジョージ6世&QESの圧勝劇を見ても、本調子でなかったことは明らかでしょう。しかし、それでもガイヤースの勢いはエネイブルにとっても、決して無視できるものではないと思いますよ」(競馬記者)
実際に、新型コロナウイルスの影響によって今年初の発表となったロンジン・ワールド・ベストレースホース・ランキング(1月1日~7月5日が該当)では、堂々の首位を飾っていたガイヤース。今回の勝利で、さらに評価が高まったことは述べるまでもない。
また凱旋門賞といえば、ここ10年で7勝と牝馬が圧倒的に強いレース。「古馬の牡馬」に限っては2007年のディラントーマス以来、昨年まで11年間勝利がなかった。しかし、昨年はガイヤースと同じ5歳牡馬のヴァルトガイストがエネイブルを破って勝利。牝馬有利の定説に大きな風穴を開けている。
アップルビー調教師は昨年10着に敗れた凱旋門賞挑戦に「選択肢」と語っており、エネイブルとの再戦も考慮しているようだ。だが、その一方で「愛チャンピオンS、凱旋門賞、ブリーダーズカップ、さらに日本のレースもある」と、凱旋門賞の他に日本のジャパンC(G1)も選択肢に入っている。
今年は新型コロナウイルスの影響で、日本から凱旋門賞へ挑戦するのは極めて難しい状況だ。だが、もし逆に世界No.1ホースがジャパンCに出走してくるなら、暗いニュースを吹き飛ばすような熱戦が期待できそうだ。
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