GJ > 競馬ニュース > デビュー2年目若手騎手が「試練の降板」…
NEW

JRAデビュー2年目若手騎手が「試練の降板」……。セントライト記念(G2)でベテラン騎手起用にやむを得ない事情か

【この記事のキーワード】, ,

JRAデビュー2年目若手騎手が「試練の降板」……。セントライト記念(G2)でベテラン騎手起用にやむを得ない事情かの画像1

 21日、中山競馬場で菊花賞トライアル・セントライト記念(G2)が開催される。5年前はキタサンブラックが制し、勢いそのままに菊花賞(G1)で初のG1タイトルを獲得した。

 今年の出走メンバーで快速馬と言えば、バビット(牡3歳、栗東・浜田多実厩舎)だろう。

 前走のラジオNIKKEI賞(G3)を逃げ切り勝ちしたバビット。稍重の馬場状態で、1000m通過が59秒6という速い流れを演出しながら、後続を全く寄せ付けず5馬身差をつける圧勝だった。

 浜田調教師は「逃げて結果が出ているので、今から修正する必要はないと思っています。自分のリズムで走らせて、それがハナならかまわないです」と話していることから、セントライト記念でも逃げることが予想される。開催2週目の馬場はバビットに味方する可能性が高く、やっかいな逃げ馬となりそうだ。

 また、今回はバビットに誰が騎乗するのかにも注目が集まった。

 前走の鞍上は団野大成騎手が当初予定されていたが、当日の7Rで落馬負傷。急遽、内田博幸騎手に乗り替わりとなり、見事に代打の責任を果たしたのだった。

「団野騎手が育ててきた馬なので、良い競馬をしてバトンタッチしてあげたいなという気持ちがありました。団野騎手も若いので、これから沢山良い馬も乗れると思う。これをバネにして次なるタイトルを取ってくれればと思います」

 勝利ジョッキーインタビューで内田騎手は騎乗が叶わなかった団野騎手を気遣うコメントをしていたことから、ファンの間でも「団野騎手に戻るのでは」などの憶測が飛び交っていた。

JRAデビュー2年目若手騎手が「試練の降板」……。セントライト記念(G2)でベテラン騎手起用にやむを得ない事情かの画像2

 しかし、前走でバビットを勝利に導いた内田騎手がセントライト記念で鞍上を務めることになった。

「やはり、前走の内容が良かっただけに、内田騎手と手が合っているという判断が下されたのではないでしょうか。これまで5戦しているバビットの鞍上は毎回違い、団野騎手も1回騎乗経験があるだけなので、お手馬というほどではありませんし。

また、菊花賞を目指す同馬にとって、デビュー2年目の若手騎手よりも、ベテラン騎手の方が信頼できるという側面もあるかもしれませんね」(競馬記者)

JRAデビュー2年目若手騎手が「試練の降板」……。セントライト記念(G2)でベテラン騎手起用にやむを得ない事情かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春】横山典弘「前ポツン」にファンは狂喜乱舞? 20年前の逃亡劇再現あるか……マテンロウレオ陣営も不気味なコメント
  3. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  4. 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
  5. C.ルメール「ダービーは絶対大丈夫」復帰いよいよ秒読み! ドウデュース武豊と同じく騎乗数セーブ予想も…春G1で復活インタビューとなるか
  6. “ルメール依存症”が日本ダービーにも影響?春のG1シーズンで思わぬ誤算…「28連敗」の敏腕トレーナーに試練のトライアル
  7. 【天皇賞・春】関東クラシック馬タスティエーラ、ドゥレッツァVS関西テーオーロイヤル、ディープボンドら最強ステイヤー軍団。激戦の鍵を握る“第3の刺客!?”
  8. 【天皇賞・春】菱田裕二「師弟コンビ」で悲願の初G1制覇へ! 川田将雅、C.ルメール不在もチャンス、「勝率5割」のデータが人馬を後押し
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 本命馬が出遅れたら「自分の勘を疑うべき」なのはなぜか?キャプテン渡辺が考える「今日はダメだサイン」2つ【徒然なる神のくず競馬トーク】