GJ > 競馬ニュース > 「幻の1番人気」が絶好枠をゲット!
NEW

JRAジャパンC(G1)「幻の1番人気」が絶好枠をゲット! 3強直接対決「裏の主役」が吃驚仰天の走りで上位陣に迫る!?

【この記事のキーワード】,

JRAジャパンC(G1)「幻の1番人気」が絶好枠をゲット! 3強直接対決「裏の主役」が吃驚仰天の走りで上位陣に迫る!?の画像1

 29日(日)に開催されるジャパンC(G1)が発表された。牡馬3冠コントレイルが4枠6番、3冠牝馬デアリングタクトは3枠5番。そして芝G1・8勝アーモンドアイは2枠2番に入っている。

 また6年連続で馬券圏内に入っている1枠1番の最内枠は、カレンブーケドール陣営が引き当てた。今回は3強に次ぐ人気を誇ると見られているが、好枠の“バックアップ”を受けられるとあって、人気上位陣に割って入る好走を期待する声はさらに大きくなっている。

 今年はアーモンドアイを筆頭に、上位人気を予想される馬が順当に内枠に入った。近年のジャパンCには1枠~3枠までの「内枠」が圧倒的に強いという傾向がある。そのため、波乱の決着は期待薄かと思いきや、ジャパンC歴代最多勝利を記録している「馬番14番」を引き当てたのが、あの意外性No.1の馬だとしたら話が変わってくる。注目の8枠14番に入ったのは勝浦正樹騎手で大一番に向かうヨシオ(牡7歳、栗東・森秀行厩舎)だ。

 キャリア68戦を誇るヨシオは今回がG1初出走。ダートを主戦場としていることもあり、今回の出走表明は無謀な挑戦と見られていたものの、ファンが陣営のこのチャレンジを意気に感じたのか、はたまた悪ノリか、開催1週間前には『netkeiba.com』の事前予想オッズで、3強を押しのけて1番人気になるなど人気に火がついている。

 その異例のフィーバー状態となったヨシオが入ったのが8枠14番。ジャパンCだけではなく、同条件の日本ダービー(G1)でも、過去10年で1枠が4勝を挙げ、3着以内に7頭が入るなど、内枠有利はこのレースだけではなく『東京芝2400m戦』の全般に見られる傾向だ。

 そのため外目の14番は分が悪いと考えられている。だが、1981年の創設初年度のジャパンCの勝ち馬メアジードーツが8枠14番で勝利し、さらに2年後の83年にはスタネーラが7枠14番で優勝を達成。

 そして91年には後方から脚を伸ばした8枠14番ゴールデンフェザントが優勝すると、翌年にはトウカイテイオーが8枠14番からナチュラリズムとの接戦を制して栄冠に輝いた。また96年にはシングスピール、2005年にはアルカセットが、それぞれL.デッドーリ騎手を背に7枠14番から優勝を成し遂げた。

 改修工事なども経ているため、当時と同じ状況ではないのは重々承知だ。だが、この歴代最多勝利を誇る馬番14番に今年の意外性No.1の競走馬が入ったという事実を無視することはできないはずだ。

 またヨシオはジャパンCの後には、ダートのチャンピオンC(G1)を見据えていることも判明するなど、話題を振りまき続けている。

 ファンの度肝を抜き続け、今年のジャパンCの裏の主役となったヨシオ。ファンが吃驚仰天する走りを見せてもらいたい。

JRAジャパンC(G1)「幻の1番人気」が絶好枠をゲット! 3強直接対決「裏の主役」が吃驚仰天の走りで上位陣に迫る!?のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗