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パチスロ新台『北斗・宿命』が「超期待」の理由…知っておきたい「6.1号機」の魅力

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 パチスロ界に新しい波が押し寄せようとしている。低ベースの「6.1号機」が続々と発表され、来年2月頃よりホールに姿を見せるのだ。

 最も注目されている機種はサミーの『パチスロ北斗の拳 宿命』だろう。初代『パチスロ北斗の拳』を継承したゲーム性といわれており、非常に注目を集めている。

 ベースは50枚辺り約35.8Gと抑えられており、当選= メインATとなるユーザーライクな設計だ。

 平和の『KING黄門ちゃま』も忘れてはならない。ベースは50枚あたり約38Gとなっており、早い初当りと高純増でスピード感の溢れるゲーム展開をウリにしている。

 これらニューマシンが注目されている一番の理由は「低ベース」という点だろう。つまり「回らない台」といえるが、なぜユーザーに歓迎されているのだろうか。

 それは「初当り」と「出玉性能」の2点に大きく作用するからだ。

 出玉率が100%の場合、500枚の出玉を得るためには平均で500枚のコインを投入することになる。

 この場合、50枚あたり50Gのベースであれば平均500G費やすことになり、間延びしたゲーム感が生じやすく、1500Gというリミットのある有利区間とは相性が悪い。

 しかし、50枚あたり35Gのベースであれば平均が350Gで済むことになり、ATのための残り有利区間も確保しやすく、早い当りにも期待しやすい設計が可能となる。

 現在人気の『吉宗3』は設定1で初当りが約1/527というスペックだが、低ベースであれば初当り約1/380で同様の出玉性能を実現できると表現すれば分かりやすいかもしれない。

 6.1号機の特徴は「低ベース」だけではない。「スタートレバー、ボタン等を使用した演出の緩和」と「ビデオリール演出の緩和」も6号機との相違点だ。

 前者では『パチスロ 鉄拳2nd』の「鉄拳アタック」や、『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』の「コンボフリーズ」のように、疑似遊技で演出を作成することが可能となった。

 後者では『回胴黙示録カイジ3』や初代『パチスロ ガールズ&パンツァー』のようなミニリールとビデオリールで楽しませるマシンを開発できるようになったのだ。

 来年は『パチスロ北斗の拳 宿命』や『KING黄門ちゃま』を皮切りに、さらにバラエティに富み、進化した6.1号機が登場していくだろう。

 今後の新台が楽しみでならない。

(文=大松)

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