GJ > 競馬ニュース > 吉田隼人「しくじり先生」から学んだ経験  > 2ページ目
NEW

JRA吉田隼人「しくじり先生」から学んだ経験。阪神JF(G1)ソダシ「あの時の感じと似ている」人生最大の勝負で大敗したG1・1番人気の悪夢

「今年の吉田隼騎手はいいですよ。ここまで81勝と勝ち星はすでにキャリアハイに並んでいますし、重賞5勝も新記録。勝負強さが光っています。

確かにゴールドアクターとの挑戦は失敗に終わりましたが、現役時代、吉田隼騎手がゴールドアクターのことを『先生』と呼んでいたように、主戦騎手として多くのことを学んだんだと思います。その経験が今回のソダシにも活きていると思いますね」(別の記者)

 13日に行われる阪神ジュベナイルF(G1)。今年の1番人気は重賞連勝中のソダシ(牝2歳、栗東・須貝尚介厩舎)になることが濃厚だ。

 ここまでデビューから負けなしの3連勝。それもニシノフラワー、ビワハイジ、レッドリヴェールらの2歳女王を送り出した札幌2歳S(G3)に加え、リスグラシューやラッキーライラックといった歴史的名牝が勝ち馬に名を連ねるアルテミスS(G3)を勝利と、実績も申し分ない。

 その上で、重箱の隅を楊枝でほじくるように不安点として挙げられているのが、主戦の吉田隼騎手のG1騎乗が昨年のNHKマイルC(G1)以来、約1年半ぶりということだ。

「ゴールドアクターで天皇賞・春(2016年)の1番人気を経験したんですけど、あの時の感じと似ているんですよ」

『netkeiba.com』のインタビュー企画『G1 ドキュメント』で、そう心境を語っている吉田隼騎手。関西馬のソダシにとって阪神競馬場への輸送は短く、レースが行われる外回りコースに枠順の大きな有利不利はない。

「本当に負けたくないです。ソダシの持ち味を生かして、一番いい形で来年につなげたいです」

 G1・1番人気の悪夢払拭へ、経験を積んだ吉田隼騎手のG1・2勝目はもう目の前に違いない。

JRA吉田隼人「しくじり先生」から学んだ経験。阪神JF(G1)ソダシ「あの時の感じと似ている」人生最大の勝負で大敗したG1・1番人気の悪夢のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  8. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  9. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬