
JRA CM出演の松坂桃李「結婚」サイン馬券決着! 中日新聞杯(G3)上位入線、唯一の人気薄は「戸田」ではなく……
12日、中京競馬場で行われた中日新聞杯(G3)は、2番人気のボッケリーニが勝利。2着に9番人気シゲルピンクダイヤ(牝4歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)、3着には1番人気のヴェロックスが入線した。
レースは18頭立てのフルゲート。まずまずのスタートを切ったタガノアスワドがかかり気味にハナを奪った。シゲルピンクダイヤが外から出していき先行。ボッケリーニはスタートを決めたが外を行かせて好位を追走し、それを見るようにヴェロックスも外から進めた。
最後の直線では、先に抜け出したシゲルピンクダイヤに、外からヴェロックスが襲い掛かる。しかし、松山弘平騎手が「スタートを上手に出て、リズム良く脚を溜められました」とレース後に話したように、4列目のインでジックリと脚を溜めたボッケリーニがイン強襲。最後は前をいくシゲルピンクダイヤをクビ差交わしたところがゴールだった。
「直線は狭いところを突いて力強い競馬をしてくれましたね。明けてまだ5歳ですし、これからの馬。兄のラブリーデイのような活躍をしてほしいですね」と、G1・2勝の兄の名を挙げて今後の期待感を口にした松山騎手。兄弟としては、ラブリーデイ以来の大物感を漂わせる勝利となった。
1番人気のヴェロックスは健闘するも3着。「ゲートはうるさかったけど、レース自体はスムーズでした。4角までの手応えは抜群でしたが、そこからが乗り切れなかった。これで変わってくれば……」と川田騎手。今回は9カ月半のリフレッシュ放牧明けだっただけに、こちらは次走の変わり目が期待できそうだ。
一方、馬券圏内で唯一人気薄だったのがシゲルピンクダイヤだ。チューリップ賞(G2)、桜花賞(G1)と2着し、秋華賞(G1)でも3着。牝馬クラシックを盛り上げた実力馬が、久々の好走で2強の間に割って入った。
戦前「前走の敗因は馬場だと思う。稽古の動きも良く体調は申し分ないし、力を出し切れば……」と語っていた渡辺薫彦調教師。まさに力を出し切った競馬で、世代上位の力を見せつけたといえるだろう。
「調教師も話しているように前走は重馬場でしたし、枠も最内で道中は馬場の悪いところを走らされていました。3コーナー辺りから手応えも怪しかったですし、今回見せた走りが本当の実力でしょう。戦ってきた馬を考えれば、まだまだ上を目指せる馬だと思いますよ」(競馬記者)
確かに、前走は1枠1番で道中は終始内々を追走。8頭立てのレースで、上位3頭が後方外目を追走した馬たちだった。
「流れが向いたし、プレッシャーもなく運べた。正攻法の競馬で走り切れたのは良かったね。それにメンコを着けたことで消耗もしていなかった。馬の中身も良かったし、まだまだやれるよ」とレース後に語ったのは戸田……ではなく、和田竜二騎手。
10日に松坂桃李さんと戸田恵梨香さんが結婚したニュースが世間を騒がせたが、松坂桃李のシゲル “ピンク(桃色)” ダイヤ激走は、サイン派も大喜びの馬券になったのではないだろうか。
PICK UP
Ranking
17:30更新スプリンターズS(G1)横山武史「史上2人目」大記録達成に王手! 相性抜群パートナーと臨む舞台で武豊、C.ルメール、川田将雅超えなるか
「将来が楽しみ」圧巻の勝ちっぷりに川田将雅も絶賛! イクイノックスの名門からまた新たな大物が出現、目指すは来年の三冠競走か
1日5勝の川田将雅さえ霞む池添謙一のW神騎乗! 15番人気→10番人気でWIN5「歴代5位」4億2878万3320円演出&菊花賞切符ゲットの大仕事!
- 菊花賞(G1)見えたが、ファンからは溜息…!? 「秋には重賞戦線へ」大物オーナーが期待をかけるスタミナ自慢が第2のデルタブルースになれない理由
- 審議長引いた「斜行体当たり」も降着なし 横山武史「コメントしないから!」に現場騒然 「帰国」J.モレイラも心中複雑!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- 【スプリンターズS(G1)】何故「絶好調」ナムラクレアは敗れたのか。レース後、調整過程に起こった変革。まさかの5着に終わった昨年の裏事情とは
- 凱旋門賞はなぜ「日本の夢」であり続けるか。「名馬の墓場」と世界から侮蔑の眼差しを受けた過去を乗り越えて 〜スルーセブンシーズの孤独な挑戦〜
- 【シリウスS(G3)展望】武豊VS岩田望来! 「打倒ミックファイア」へ、ジャパンダートダービー(G1)2着馬も参戦
- 東西最終レースに未来のダート女王候補登場か? 武豊主戦のインゼルレーシング所有馬とキャロットファームのドゥラメンテ産駒に熱視線
- 武豊「オファーがあれば」豪州最高峰メルボルンC(G1)に急遽参戦も!? 今年限りで「引退」L.デットーリと最後の共演なるか
関連記事
JRA武豊「ロスがあった」先輩・小牧太をチクリ……「前の馬が外に来て」1番人気ディープモンスター痛恨の敗戦でクラシックへ暗雲
JRA C.ルメール「上でもやれる」アメリカンシード楽々「5馬身差」の圧勝! 各場ダート戦を席巻するエーピーインディ系に「超・大物」誕生の予感
JRAが誇る穴ジョッキー江田照男に「世界のゴドルフィン」が興味津々!? 「どの馬でも『もしかしたら』というつもりで」三連単672万馬券演出で「重賞」にも……
JRA武豊「ぼくには無理」名手ですら諦めたあの暴走劇から17年! 阪神JF(G1)メイケイエール試練の大外枠…… 「G1・24連敗」の屈辱を晴らせるか
JRA有馬記念(G1)「ドタバタな感じがない」あの大物に復活の気配!? フィエールマン、クロノジェネシス、オーソリティら決戦へ虎視眈々