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川田将雅「鬼イジリ」で大物調教師がまさかの退席!?「有馬記念枠順確定」に横山典弘もC.ルメールも満面の笑み

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川田将雅騎手 撮影:Ruriko.I
川田将雅騎手 撮影:Ruriko.I

 19日の17:00から『2024有馬記念公開枠順抽選会』がスタート。大勢のファンや関係者が見守る中、フルゲート16頭すべての枠順が確定した。

 上位人気が予想されるドウデュースは1枠2番、ダノンデサイルは1枠1番、そしてアーバンシックは2枠3番と有力馬が内に集まる結果。これには各馬の関係者から笑みもこぼれ、横山典弘騎手は「よかった豊君の隣で(笑)」、C.ルメール騎手は「ユタカさんの隣です」とモチベーションを上げていた。

 これに対し、アンラッキーな8枠を引いたハヤヤッコとシャフリヤールの陣営は、番号を確認すると同時に意気消沈。レースが始まる前から明暗がクッキリとわかれてしまった雰囲気だった。

 中でも精神的ダメージが大きかったと思われるのは、自身が引く前に唯一残っていた8枠16番を引いた藤原英昭調教師だ。放送中に落ち込んでいる表情や姿が映り、シャフリヤールに期待しているファンも同じ心境だったに違ない。

 しかし、ただでさえショックを受けていた大物調教師に追い打ちをかけたのが、スターズオンアースに騎乗を予定している川田将雅騎手である。本馬は昨年の有馬記念で8枠16番を引く不利な条件を覆して2着に好走した馬だが、やはり2年連続の大外だけは避けたかったはずだ。

 自分の順番が来る前まで川田騎手も緊張していたと思われるが、直前に藤原師が引いてくれたため、最悪の事態の回避に成功。壇上に上がった川田騎手から「藤原先生ありがとうございます!」と感謝の言葉も出た。その後も「大外じゃないから」「藤原先生のお陰」と“鬼イジリ”が続いた。

 落ち込んでいる相手の傷口をえぐるようなやりとりではあるが、こちらについては両者が普段から親密な関係にあるからこそ許されるのだろう。

 終盤に改めてコメントを求められた際にも川田騎手は「なんせ藤原さんが外引いてくれたもんなんで、安心して引くことができましたし~」と容赦ない口撃……。さらには藤原師の姿がないことに気付いたアナウンサーに対しても「多分、心が折れましたね」と悪魔のような追い込み。もし立腹しての退席だったなら、あやうく場の空気が凍り付くところだったが、実際は帰りの飛行機の時間に合わせての退席だったらしい。

 武豊騎手と隣の枠に入ったことを喜んだ横山典騎手やルメール騎手のほのぼのとしたコメントもあれば、場を盛り上げようとする川田騎手の藤原先生イジリもあった今年の公開枠順抽選会。あとは日曜のスタートを待つばかりだ。

■第69回有馬記念枠順

1枠1番 ダノンデサイル   横山典弘
1枠2番 ドウデュース    武豊
2枠3番 アーバンシック   C.ルメール
2枠4番 ブローザホーン   菅原明良
3枠5番 ベラジオオペラ   横山和生
3枠6番 ローシャムパーク  T.マーカンド
4枠7番 スターズオンアース 川田将雅
4枠8番 レガレイラ     戸崎圭太
5枠9番 ディープボンド   幸英明
5枠10番 プログノーシス   三浦皇成
6枠11番 ジャスティンパレス 坂井瑠星
6枠12番 シュトルーヴェ   鮫島克駿
7枠13番 スタニングローズ  R.ムーア
7枠14番 ダノンベルーガ   松山弘平
8枠15番 ハヤヤッコ     吉田豊
8枠16番 シャフリヤール   C.デムーロ

高城陽

高城陽

大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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