JRA一致団結でコロナ撃退! ソダシとの「コンビ継続」に吉田隼人も感謝!? 絆の“3密”で掴んだ「4年半ぶり」のG1制覇

「これほど素早い対応がなされた事業所は初めて。分業などしっかりとした感染拡大防止策が取られていますね」
『競馬の天才1月号』(メディアボーイ)にて掲載された、JRAに対する保健所スタッフの言葉だ。
11月26日に発表された、中央競馬関係者では初となるコロナ感染。感染が発表されたのは美浦・根本康広厩舎のスタッフ1名。JRAからは「現在、医師の指示に従い隔離のうえ療養措置となっております。今後は、所轄保健所等と連携し、感染拡大の防止に取り組んでまいります」という発表があり、週末の開催は通常通り行われた。
この裏にはJRAの苦慮と努力があった。
「感染したスタッフは、顔が広く馬主とのラインも多い人物でした。馬主との会食から数日後に相手側にコロナウイルスが発症。その後に熱の症状が出たことで、自身も感染していることを察したようです」(ある厩舎関係者)
感染したスタッフに関しては、早急に2週間の隔離措置。通常、冬時間の調教は午前7時から午前11時30分となっているが、根本厩舎だけは午前4時から午前6時までと調教時間が調整された。

また、根本厩舎には、丸山元気騎手、野中悠太郎騎手、そして藤田菜七子騎手と3人もの所属騎手がいる。そのため、濃厚接触の確認作業には神経をすり減らしたようだ。
「事前に騎手会から厩舎控え室に集まらないことや、午後の厩舎回りも控えるよう注意喚起があったようです。各騎手がそれを実践していたことで、濃厚接触はないとの判断に至ったようですね」(同)
「当初はトレセン関係者や騎手からコロナ感染者が出たら無条件に開催は中止になるくらいの雰囲気がありました。ただ、メディアの影響もあるのかコロナ感染者が出てもあまり驚きませんし、あるJRA関係者は『その中でどういう風に事業を動かしていくかという流れになっている』と話していましたよ」(競馬記者)
無観客にはなったものの、スポーツや公営ギャンブルで唯一開催が中止にならなかった中央競馬。これまでJRAや調教師会、騎手会、労働組合が一致団結して準備した対応策が上手く機能した結果だといえるだろう。
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