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パチスロ「怒濤のビッグ連打で一大センセーションを巻き起こす」~3号機名機伝説『コンチネンタル』前編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.37】

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パチスロ「怒濤のビッグ連打で一大センセーションを巻き起こす」~3号機名機伝説『コンチネンタル』前編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.37】の画像1 1990年の規則改正によって誕生した3号機。しかし前回も書いたとおり、集中役に対する規制が強化されたことで2号機と比べゲーム性は画一化し、出玉性能の面でもスペックダウンを余儀なくされてしまった。

 行政としては、風適法の理念にもとづく当然の施策として、遊技機の射幸性を適正なレベルにセーブすべく規制を行ったわけだが、まこと因果なことに、このことが行政の思惑とは真逆の方向にパチスロを「暴走」させてしまうことになる。

「ノーマルがツマラナイなら、オモシロくなるようにチューンナップしてしまおう」

 そう。3号機の時代はすなわち、ありとあらゆるパチスロ機が何者かの手によって不正改造され、本来のものとは異なるゲーム性や出玉性能を与えられた「裏モノ連チャン機」が市場に蔓延した、狂乱の時代だったのである。

 不正改造行為そのものは、はるか昔の0号機時代からあった。実態としては、その頃のほうがメチャクチャだったかも知れない。

 第8回でも記したとおり、そもそも0号機時代は全国統一の規則もなければ保通協による型式試験もなく、同じ機種でも都道府県単位で仕様がバラバラ。遊技機自体の完成度も低く、セキュリティも甘かった。

 ホールのコンプライアンス意識も無いに等しく、お抱えの「カバン屋」と称する業者に依頼して好き勝手に改造するということが、ごくごく当たり前に行われていたのである。よくいえば、おおらかな時代だった。

 当時は情報を発信するメディアも存在しなかったため、一般のプレイヤーは裏モノ云々以前に遊技機に関する正しい情報さえ知る由もなかった。しかし、1980年代の終わり頃から状況は徐々に変わり始める。

 完全攻略を掲げた情報誌が続々と創刊。詳細なデータ分析や緻密なプログラム解析を誌面に掲載することによって、「知られざる真実」が次々と、白日の下に晒されていったのである。

 パチンコでは『ドンスペシャルB』や『フィーバーレクサスシリーズ』といった保留玉連チャン機を毎号徹底的に追究し、「朝イチ単発回し」による連チャン誘発打法が発案・公開されるや、ファンの間で大反響を呼んだ。

 そしてパチスロの方では、第19回で取り上げた『リバティベルⅢ』や『同Ⅳ』が「特定のゲーム数で連チャンする」と話題になっていて、この辺りから「巷にはノーマルとそうじゃない台がある」という認識がファンの間に拡がっていった。

 とにかく、攻略情報誌がこぞって大々的に取り上げたことで、80年代末期から90年代初頭にかけてパチンコもパチスロも「連チャン機」が一大ムーブメントとなっていた。

 そんな状況の中、その後のパチスロ業界の流れを決定づけることになる1台のセンセーショナルなマシンが1990年秋に登場する。

パチスロ「怒濤のビッグ連打で一大センセーションを巻き起こす」~3号機名機伝説『コンチネンタル』前編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.37】の画像2

 黒を基調としたトラディショナルで風格漂うデザインが印象的な『コンチネンタル』は、ユニバーサルグループ傘下の瑞穂製作所からリリースされた3-1号機。

 仕様はボーナスのみのオーソドックスなAタイプ機だが、「BAR・BAR・7」の組み合わせでもビッグになるという点が当時としては斬新だった。

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