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JRA岩田康誠「逆切れ」で完全に沈黙!? 造反行為が始末書騒ぎに発展でマスコミと遺恨勃発…… 「何も話さへんで」コメント拒否の舞台裏

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JRA岩田康誠「逆切れ」で完全に沈黙!? 造反行為が始末書騒ぎに発展でマスコミと遺恨勃発…… 「何も話さへんで」コメント拒否の舞台裏の画像1

 やはり岩田康誠騎手とは手が合うようだ。

 先週の東京新聞杯(G3)で見せ場たっぷりの3着に入ったシャドウディーヴァは、昨年も同じコンビで3着に好走。春のG1戦線に向けて収穫の多い一戦だった。

 とはいえ、その裏では色々な問題も起きていた。

「関西ではノーコメントでも、関東ではレース後のコメントをしてくれていた岩田康騎手ですが、先週からは全て取材拒否になりました。横山典弘騎手のように全く話さない訳ではなく、世間話や競馬以外の話は喋ってくれるのですが、こと競馬の話に関しては『もうマスコミは信用ならへん。何も話さへんで〜』と笑顔で交わされます」(競馬記者)

 サービス精神旺盛な岩田康騎手だけに、対応した記者も違和感があったようだが、実はそうなってしまった経緯があった。

「ノーザンファームしがらきで放牧中だったシャドウディーヴァに岩田康騎手が、秘密裏に乗りに行ったそうで、それを東京新聞杯の取材で知ったマスコミが記事にしてしまったようです。コロナ渦の現在、ジョッキーが育成牧場に乗りに行く事や追い切りなどで東西間を移動する事は禁止されているんです。

そんな中、記事が出たことにより岩田康騎手の造反が発覚しました。岩田康騎手はすぐさまJRAに呼び出され、始末書を書く羽目になったようです。本人も『やった事は事実だし、それに関しては仕方ない。でも、それを書くっていうのはどうなん?誰とは言わへんけど、他の騎手の違反行為やプライバシーは黙ってるくせに。何で俺だけ書かれなあかんの』とマスコミへの不満を漏らしていました」(別の記者)

 岩田康騎手といえば、馬を作る技術、執念は超一流で過去にもディープブリランテに付きっきりで調教して自身のダービー制覇に繋げた。ケイデンスコールで制した今年の京都金杯(G3)もみっちり調教から呼吸を合わせて復活に貢献。牧場まで足を伸ばした今回も、それが好結果を生んだ訳だ。

 本人もルール違反は認めており、幸いJRAサイドもそれ以上のペナルティは課さない方針。ただ、岩田康騎手は過去にも若手騎手に対して高圧的な態度を取って始末書を書いた事もある。こういった騒ぎが続くようだと重い処罰も考えられるだけに、本人もかなり神経質になっているようだ。

「取材拒否ならそれでも構いません。多くの騎手は協力体制を取ってくれていて、レース後に掲示板に載ったら、コメントする為に率先してマスコミの方に出向いて発信する騎手もいるほどです。

今回の岩田康騎手や横山典騎手のようにコメントをしない相手ならば、替わりに調教師や調教助手に聞きますし、それが不可能ならコメントなしということもあります。ただ、それはファンに対しても、コメントしないという態度の表れですから残念です」(別の記者)

 騎手として腕は確かだったとしても、馬券を買ってくれるファンや関係者のお陰で競馬が成り立っている。マスコミに気に入らないところがあるとしても、彼らが発信する情報を楽しみに待っているファンも多い。

 開催中止という最悪の事態を避けるためにも、新型コロナウイルス感染拡大防止目的で厳しいルールが課されていることにはやむを得ない事情もある。

 岩田康騎手がルール違反を犯したことは紛れもない事実だけに、逆切れするよりもファンの存在を頭の片隅に入れておいてもらいたいものだ。

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