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JRA何故C.ルメールではなく「武豊」なのか。高松宮記念(G1)レシステンシアで敗れれば「G1・30連敗」の屈辱に

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 28日に中京競馬場で行われる春のスプリント王決定戦・高松宮記念(G1)に出走を予定しているレシステンシア(牝4、栗東・松下武士厩舎)が、武豊騎手とのコンビで挑むことが明らかになった。

 先月の阪急杯(G3)を制したレシステンシアは、積極果敢に先頭を奪うと、ゴールでも2着馬に2馬身差をつけて完勝。スタートから終始、余裕残しの手応えでゴールした勝ち時計は1分19秒2と、レコードのオマケつき。

 レシステンシア自身も19年の阪神JF(G1)以来となる4勝目で、芝1400m条件は新馬戦、ファンタジーS(G3)に続き3連勝。勝てば待望のG1・2勝目となる、高松宮記念(G1)に向けて最高の滑り出しを決めた。

 しかし、同馬の主戦を任されていた北村友一騎手が、27日に行われるドバイシーマクラシック(G1)にクロノジェネシスとのコンビで出走することもあり、日程的に騎乗できなくなる高松宮記念の鞍上が空白となっていた。

 そこで白羽の矢が立ったのは武豊騎手だ。

 乗り替わる相手としては申し分のない騎手とはいえ、昨年のG1レースで年間未勝利に終わり、現在G1・29連敗中と調子はもう一つ。直近のG1勝利はワールドプレミアで制した19年の菊花賞(G1)と、ここ最近は勝利の美酒から遠ざかっている。

 勝ち負けの期待が大きいレシステンシアとのコンビは、30連敗を避けたいレジェンドにとってまたとないチャンスだ。

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 だが、レシステンシアが”ルメールファースト”といわれるノーザンファームの生産馬ということを考えると武豊騎手が選ばれたことには少々驚きだ。

 レシステンシアは昨年、デビュー戦を武豊騎手の手綱で勝利して以来の再タッグとなった桜花賞(G1)を三冠牝馬デアリングタクト相手に2着と好走。次走でもコンビ続行かと思われたが、NHKマイルC(G1)で手綱を執ったのはC.ルメール騎手。秋のマイルCS(G1)で、再び主戦の北村友騎手へと戻った経緯がある。

 現在、高松宮記念にルメール騎手とのコンビで出走を予定している馬の発表がされていないことからも、全国リーディングを独走し、破竹の勢いでG1勝利を量産するルメール騎手が優先的に選ばれても不思議ではなかったはずである。

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