JRA【宝塚記念(G1)展望】グランプリ連覇クロノジェネシスVS無敗馬レイパパレ!珍客ヨシオも“みたび”襲来……★上位人気馬予想オッズ付き★
3番人気に予想されているのは、こちらも牝馬のカレンブーケドール(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。
前走の天皇賞・春(G1)は初距離と初斤量が不安視された。しかし、積極的に先行すると、4角では2番手、直線では早めに先頭に立った。最後はいつも通り詰めが甘くなったが、勝ち馬ワールドプレミアから0秒5差の3着に粘った。
鞍上は前走に続き戸崎圭太騎手が務める。「(前走から)さらに良くなっている」とコメントしており、2強に割って入るなら同じ牝馬のこの馬しかいないだろう。
コントレイル不在のなか、牡馬の代表格が昨秋の菊花賞(G1)で2着に入ったアリストテレス(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。
その菊花賞から前走の天皇賞・春まで4戦連続でルメール騎手が騎乗していたが、今回はテン乗りの武豊騎手にバトンタッチ。
菊花賞2着の実績もあって、距離は長ければ長い方がいいとみられていたが、3200mの前走が案外の内容。勝利したAJCC(G2)を含めて通算3戦2勝、2着1回の2200mで巻き返しを図る。
昨年12番人気で3着に追い込んだモズベッロ(牡5歳、栗東・森田直行厩舎)。前走の大阪杯でもコントレイルに先着するなど、道悪なら大物食いも期待できる。
昨年2着のキセキ(牡7歳、栗東・辻野泰之厩舎)は、17年菊花賞以来の勝利を狙う。前走のQE2世C(G1)は4着に敗れたが、3着のデアリングタクトとは0秒24差で、復活の兆しを見せている。
この他には、鳴尾記念(G3)を逃げ切ったユニコーンライオン(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)、前走の安田記念(G1)で見せ場をつくったカデナ(牡7歳、栗東・中竹和也厩舎)も侮れない。
最後は、ヨシオ(牡8歳、栗東・森秀行厩舎)にも触れないわけにはいかないだろう。昨年はジャパンCとチャンピオンズCを連闘し、“珍客”と話題になった。その後は障害で3戦、ダートでの2戦を経て、3度目のG1舞台を迎える。
順当にクロノジェネシスとレイパパレの2強がその実力を見せるのか。それとも間に割って入る伏兵馬はいるのか。第62回宝塚記念は15時40分に発走予定だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
- コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
- 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
- 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
- JRA横山典弘「再登板」もファンの胸中は複雑!?ソダシでも主戦騎手が降板の過去…「騎乗批判疑惑」で物議醸したコンビが復活
- セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
- 【フローラS】昨年激走のゴールデンハインド、桜花賞激走のライトバック。その道のプロが狙う牝馬の穴馬、今年狙うのは誰もが驚く意外な格下馬
- ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
- 今年のNHKマイルCに「豪華メンバー」集結?エルコンドルパサー、キングカメハメハ級は不在も…例年以上にハイレベルの激戦か
- 今年の皐月賞は本当に「ハイレベル」だったのか!? 最下位でもイクイノックス超えの違和感…超速馬場の「カラクリ」を見抜け
関連記事
武豊ついに「復活間近」か。関東オークス(G2)優勝、先週は「神騎乗」も披露。宝塚記念(G1)アリストテレス「一発あるよ」1年8ヶ月ぶりG1制覇の可能性
JRAまるで「消化試合」の大誤算!? クロノジェネシスVSレイパパレ激突も…… 史上最高から平常運転に転落した宝塚記念(G1)に拭えぬガッカリ感
JRA武豊VS川田将雅「元お手馬」対決で分かれた明暗! アドマイヤビルゴ「再登板」待望論も…… 宝塚記念(G1)アリストテレスで存在感をアピールできるか
JRA 宝塚記念(G1)衝撃「8頭立て」の可能性も……有力馬の相次ぐ回避に「条件馬」が参戦を表明。問われる「春のグランプリ」の存在意義
JRA 音無調教師が福永騎手の騎乗に「ダメ出し」!? 過去にはあの「世界のトップジョッキー」も餌食に。宝塚記念(G1)アリストテレス騎乗予定、武豊騎手も戦々恐々か