
本人も「苦情100%」と認めた失言で地方競馬実況アナが謹慎! 競馬ファンを巻き込んだレスバトルの顛末
21日、園田・姫路競馬実況アナウンサーの竹之上次男アナが自身のツイッターにて、園田・姫路競馬を管轄する兵庫県競馬組合宛に自身への苦情が殺到していることを明かした。
竹之上アナは前日20日にも、自身のブログにて行ってきた「園田・姫路競馬開催日誌」を終了することを発表。2日続けて衝撃的な事実が判明することとなった。
その影響か25日の園田競馬開催から、通常は実況を担当しているはずの竹之上アナが実況出演していないことが判明している。
一連の騒動の原因として考えられるのが、竹之上アナのTwitterにおける言動である。
竹之上アナは、プロフィール欄に「園田・姫路競馬実況アナウンサー」と記載した自身のツイッターアカウントを通じて、これまで約1万6千にも及ぶツイートを行ってきた。
その中には、「マスク不要論」・「新型コロナワクチン不要論」・「PCR検査不要論」などの新型コロナ関連のツイートも……。そして、竹之上アナは長期間にわたり3つの不要論を中心に自身の新型コロナ見解を発信し続けていた。
その結果、自身の見解を発信し続ける竹之上アナへ不信感や不快感が募った競馬ファンを中心に、兵庫県競馬組合へクレームが多数寄せられる事態にまで発展してしまった。
ネット上でも、「実況している競馬場がマスクをつけての観戦を呼びかけているのに、なぜマスク不要論を唱える」「自分の立場を考えてください」などといった非難が相次いだ。中には、竹之上アナへ同情する書き込みもあったものの、本人によると競馬組合へ届いた声は“100%”苦情だったという。
「完全な個人アカウントでのツイートなら、考え方は多種多様でもあるので、グレーゾーンだったかもしれません。ただ、竹之上アナは『園田・姫路競馬アナウンサー』という肩書きの持ち主。関係各所に迷惑が掛かることも考慮すれば、自重すべきだったかもしれません。
また、攻撃なツイートが目立ちました。自身の見解に対し、反論してきた相手と、俗に言うレスバトルを行うこともしばしば。気に入らなければ、ブロックもしていたようです」(競馬ライター)
竹之上アナは、フリーながらラジオNIKKEIの中央競馬実況の進行を務めた経歴がある優秀なアナウンサー。本人も本意ではなかったと考えられる今回のトラブルだが、再び園田・姫路競馬場に竹之上アナの実況が響き渡る日は訪れるのだろうか。
(文=寺沢アリマ)
<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。
PICK UP
Ranking
23:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗
関連記事
人気ワイドショー番組、「地方馬」取り上げ注目の的に! 人気アナ&コメンテーターも「ファン宣言」 パドック解説も番組になぞらえて…
JRA シャフリヤール世代「最後の大物」が9馬身差デビュー! セレクトセール1.7億円馬のディープインパクト産駒が異例の「地方」スタート
トウカイテイオー最後の産駒と対戦予定だった「ハルウララ」より勝てない馬 不名誉な“日本記録”を更新し続けても走り続ける事情とは?
かつての「最強世代」筆頭候補が転落一途の波乱万丈!? 低迷続いた「21連敗」から3年ぶりの美酒、憧れ舞台ダービーと同じ距離でスランプに終止符!
JRA勢「天下終焉」の時代……キャッスルトップ、カジノフォンテン何故、地方馬はここまで強くなったのか。地方の雄「メイセイオペラの奇跡」から22年