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JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは

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JRA 武豊、「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とはの画像1

 22日、中京競馬場で行われる若駒S(L)は、ディープインパクトが全国の競馬ファンにその名を轟かせたレースとしても知られる出世レースだ。そのほかにもアンライバルド、ヒルノダムール、マカヒキ、古くはトウカイテイオーなど、勝ち馬から後のG1馬を多数輩出した。

 そして、今年もG1級の期待をされる好メンバーが集まった。若駒Sと同コースで行われた1勝クラスを勝って勢いに乗る良血馬グランディア、日英G1馬ディアドラの全弟リューベック、東の名門・堀宣行厩舎が送り込む素質馬レヴァンジルなどが登録している。

 中でも特に注目なのが、「5億円ホース」として知られているリアド(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)だろう。

 本馬は「セレクトセール2019当歳」にて、最高額の5億760万円(税込)で、故近藤利一さんによって落札された。歴代でも5番目の落札額という超エリートはその後、大塚亮一氏の手に渡った。

 昨年の菊花賞(G1)当日の5Rでデビューしたリアド。この新馬戦はレース出身馬から昨年のダービー馬シャフリヤールをはじめ、後のG1馬が数多く誕生しているため、「伝説の新馬戦」とも呼ばれる注目度の高い一戦だった。

 そんな出世レースをリアドは好位4番手から、直線半ばで一気に前を交わして3馬身差の圧勝。当時の鞍上の福永祐一騎手は「伸びしろを感じさせる」と、舌を巻いたほどの好内容でスケールの大きさを印象付けた。2着のトルナヴァが次走で2馬身半差の快勝を決めていることからもレースレベルの高さも証明される。福永騎手のコメントも加味すれば、リアドのポテンシャルは相当高いと考えられるだろう。

 だが、順風満帆に思われた船出から一転して、思わぬアクシデントにも見舞われた。デビュー戦で騎乗した福永騎手は落馬負傷により、主戦が宙に浮いてしまったのだ。競馬ファンの多くが注目したそこで代役として白羽の矢が立った相手が、何と武豊騎手に落ち着いたことは、少々意外な結果だったように感じられる。

 なぜなら武騎手とリアドのオーナー大塚氏の間には、ちょっとした因縁があるからに他ならない。

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ワールドプレミア

 このコンビで思い出されるのが、昨年11月に引退したワールドプレミアだ。武騎手は同馬に騎乗し、大塚氏に初G1となる菊花賞優勝をプレゼントした功労者でもあった。その後も同馬に騎乗し続けていたため、両者の関係は良好と思われていた。

 しかし、昨年の天皇賞・春(G1)で急遽、武騎手が降板となったことには、様々な憶測を生んだ。

 武騎手は昨年3月にゲート内の事故で右足を負傷。療養に専念するため、日経賞(G2)に挑むワールドプレミアなどの騎乗予定をキャンセルした。その後手術を経て順調に回復していき、天皇賞・春に間に合う算段が立った矢先、ワールドプレミアの天皇賞・春の鞍上が変更になることが発表された。

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