パチスロ「小役のタイミングで4ケタ上乗せ」も可能!? マニア必見の話題作が撤去間近！

「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、2017年1月リリースのパチスロ5号機『ソウルキャリバー』（山佐）について書いていく。まずはスペックやゲーム性について紹介しよう。

　4種類のボーナスと純増約1.5枚のART が出玉増加の軸となる本機は、新機軸「ペイアウトリンクシステム」を搭載。これは、通常時・ボーナス・ARTなどの全状態における「払い出し枚数」すべてが出玉増加に直結するという斬新なシステムだ。

「払い出し枚数」は“ソウル”として換算され、通常時は規定ソウルを減算（＝払い出し枚数を獲得）すると、CZ「ナイトメアバトル（期待度約40%）」を抽選。また、オメガリプレイを契機に発動するCZ「オメガモード（期待度約66%）」、ベルの一部で発動する特殊CZ「ジャストジャッジメント（期待度約30%）」も存在し、いずれも“払い出し枚数”が成功のカギを握る。

　ARTは1セット50G+α、純増は約1.5枚。消化中はレア役からの直乗せのほか、規定払い出し枚数到達で上乗せ特化ゾーンを抽選するのだが、この特化ゾーンこそが本機最大の見せ場といえるだろう。

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　規定枚数到達後に移行する前兆演出「ソウルイリュージョン」でバトルカードが揃えば、自力上乗せゾーン「デッドラインバトル」へ突入し、ここでKO勝利（引き分け→再戦、タイムアップ勝利→ゲーム数上乗せ）できれば、期待度MAXの上乗せトリガー「ジャスティスオーバードライブ」が発動。

　ジャスティスオーバードライブは「アタックカウント（4個or7個）」がなくなるまで継続する特化ゾーンで、サブ液晶のキャラに応じて上乗せ性能が変化する。全8キャラ存在し、払い出し枚数を等倍で上乗せする「パトロクロス」をメインに、20倍で上乗せする激アツキャラ「ソフィーティア」など、上乗せ倍率が高いキャラでいかに「11枚ベル」を引けるかが勝負となる。

　また、サブ液晶には3キャラ分まで見えているので、「ここでベルを引きたい」「リプレイでお願い！」といった先読みで楽しめる点も本特化ゾーンの醍醐味といえるだろう。

　引くタイミングさえかみ合えば、一撃“4桁上乗せ”も可能な『ソウルキャリバー』だが、そんな本機も撤去間近。なかなか実戦する機会はなさそうだが、見つけたらぜひ打ってみていただきたい。

（文＝ひろ吉）

<著者プロフィール>

　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。