パチスロ『獣王・吉宗』と共に爆裂時代を盛り上げた万枚タイトル…ファン待望の後継機が遂に始動!!

　パチスロの大手メーカー山佐ネクストから、私が予てより続編を待ち望んでいた『ゼーガペイン』の後継機が検定を通過したとの朗報が舞い込んで参りました。

　その名も『Sパチスロゼーガペイン2ZZ』。ナンバリングを見るに、前作の流れを汲む2代目である可能性は高いでしょう。

　5号機として登場した初代『パチスロ ゼーガペイン』は、私が好んで打っていたマシンの一つ。当時は『パチスロ獣王 王者の帰還』、『SLOT魔法少女まどか☆マギカ』、『吉宗』などのAT・ART機が大活躍していましたが、これらに引けを取らない万枚タイトルであるといっても過言ではありません。

　本機は純増2.7枚/Gで1セット30G+αのAT「ゼーガラッシュ」と、純増約100枚の疑似ボーナス「リザレクションチャンス」を搭載。これらトリガーの引き金となる「ゼーガシステム」が、重要な役割を担っているのです。

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　このゼーガシステムはATを高確率（約1/10）で抽選するCZのような存在で、疑似ボーナスやAT終了時に移行する可能性があります。

「AT当選→ゼーガシステム発動→AT当選」といった具合に、集中してATがループする激アツ仕様。通常に転落するまで続くため、本システムを糸口に大量出玉へと繋げることも可能でした。

　通常時は周期抽選やレア役などで突入する自力CZ「シズノ覚醒ゾーン」によって、疑似ボーナスやAT直撃を目指すゲーム性。同ゾーンは10G+α継続し、この間にレベルアップに成功すればゲーム数が再セットされます。

　上昇したレベルの数だけ恩恵も手厚くなっていき、「レベル1＝疑似ボーナス」、「レベル2＝疑似ボーナス×2回」、「レベル3＝疑似ボーナス×2回+AT当選」、「レベル4＝疑似ボーナス×2回+AT当選+セブンインパクト」という内容。最高レベルで獲得できる「セブンインパクト」は、7が揃う度に上乗せが0G連する激熱トリガーです。

　この他にも出玉を加速させる要素は満載。20G間「赤7」が揃う度に疑似ボーナスをストックする「夢限進化ゾーン」や、バトルに勝利する限りひたすら疑似ボーナスが高ループする「輪廻死闘」など、心躍るような特化ゾーンが打ち手を歓喜へと導いてくれます。

　どこからでも爆裂に期待できるゲーム性は、私の心に深く突き刺さりました。あまりに熱中しすぎて、原作のアニメも全て鑑賞したほどです。中々に作り込まれた見応えのあるストーリーでした。

　本機で記録した自己ベストは8000枚ですが、万枚オーバーを達成したユーザーは全国に大勢いたことでしょう。多彩な出玉トリガーを武器に、数々の爆裂を披露した本タイトルが6号機スペックでどう生まれ変わるのか。その仕上がりに期待が高まるばかりです。

（文=堀川茂吉）

<著者プロフィール>
　オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。