パチスロの稼ぎで「600万円の借金返済」…伝説の作品が甦る!!

　パチスロの黄金期と聞いて4号機時代を思い浮かべるユーザーは多いだろう。当時の出来事は様々な意味で伝説となっている。

　例えばスペック面。『ミリオンゴッド』や『アラジンA』など一撃5万枚も可能なマシンが稼働していたことは有名だ。当時は派手なウワサで持ち切りであった。

　出玉率にも制限がなく、テクノコーシン（現ラスター）がリリースした『神輿』の最高設定は「出玉率261.6%」という驚愕のスペックだ。

レジェンドクラスのライターも開花

　同時期に活躍していたパチスロライターは現在でも「大物」として活躍する人物が多い。実戦動画でもお馴染みの「木村魚拓」をはじめ、「沖ヒカル」「ういち」などレジェンドクラスのライターが4号機時代に開花した。

　当時はパチスロ雑誌が売れに売れたが、実戦番組やライターを題材にしたコンテンツも大人気。射駒タケシの「やんちゃブギ」や、ガリぞうの「プロスロ」など人気漫画も生まれた。

　パチスロ漫画といえば立ち回りにフォーカスした作品が多かったが…一風変わった漫画が存在。それは名波誠の『パチスロひとり旅』である。

　実話をベースにした作品となっており、立ち回りにも触れる展開が多く、パチスロ漫画としては王道であるが「全国を旅打ちして借金を返済する」という特異性で大きな注目を集めた。

　旅打ちスタート時の借金は約600万円。原作者の名波誠が証券会社勤務時代に背負った莫大な借金を、パチスロによる稼ぎだけで返済するドキュメンタリー漫画でもあるのだ。

　当時は同作品に影響を受け、旅打ちをするユーザーも続出し、旅打ちの実戦番組も多く生まれた。

伝説の作品が甦る!!

　そんな伝説的な漫画が現在は動画でも楽しむことができる。「【公式】DMMぱちタウンch」でモーションコミックとして同漫画をシリーズ配信しているのだ。

　第1話は『新番組・漫画動画【人気パチスロ漫画がモーションコミックに】パチスロひとり旅episode01《名波誠》』で確認可能。第2話も配信済だ。5月11日には第3話が配信予定となっている。

　モーションコミックだけにコマに動きが追加されており、複数の声優がキャラクター毎に台詞を担当。動画の尺として第1話は約13分、第2話は約9分とまるでアニメを観る感覚で楽しむことができる。

　4号機時代を懐かしむ世代のスロッターも、当時を知らないユーザーも必見のレジェンドコミック。これを機にチェックしてみてはいかがだろうか。

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