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パチスロ実戦「ハマリ連発」「天井到達」という悲惨な展開… そこから奇跡の逆転となるか!?

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 ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は、パチスロ界で絶大な人気を誇るシリーズの第5弾、6.2号機で登場した『BLACK LAGOON ZERO bullet MAX』(エフ製)について書いていきたい。

 本機は、純増約6.5枚のAT「ラグーンラッシュ」で出玉を伸ばしていくタイプ。通常時は、全役で抽選される「レヴィチャージ(以下、RC)」でバレットポイントを溜め、ポイントMAX時の抽選で突入するCZからATを目指す。

 CZは「デスペラードバトル」と「トゥーハンドチャンス」の2種類。前者は10G+α継続し、小役揃いで「バーストアタック」に移行→敵に規定回数攻撃をHITさせることができればAT当選だ。消化中は残りG数の減算がストップし、攻撃HIT時は継続するため、不利な状況からでも逆転が狙える仕様となっている。

 一方の「トゥーハンドチャンス」は5G+α継続で、成立役に応じて期待度と報酬を昇格させる。主に赤7ベル成立で期待度アップ、青7ベル成立で報酬アップとなり、レア役成立時はG数の減算がストップするため、昇格のチャンスだ。AT直撃や上位特化ゾーンからスタートできる可能性も秘めたCZとなっている。

 AT開始時は「ヘブンズRUSH」からスタート。BAR揃いが頻発するシリーズでお馴染みの特化ゾーンで、保証回数終了後のフェイクBAR揃いの一部で終了となる。消化中の斜めBAR揃いは「スーパーヘブンズRUSH」突入となり、上乗せ性能が大幅にアップ。平均上乗せG数は約200Gと完走に期待が持てる強力な特化ゾーンとなっている。

「ヘブンズRUSH」で上乗せしたG数で開始する「ラグーンラッシュ」はG数上乗せ型で、消化中は主にレア役で「G数上乗せ」「バレット獲得」「特化ゾーン」「疑似ボーナス」などを抽選。バレットは獲得した分だけ上乗せのチャンスを得るだけでなく、AT中にバレットがMAXになるとバレット獲得抽選が上乗せ抽選に変換されるため、上乗せ性能がアップする。

 疑似ボーナス「ラグーンボーナス」は20G継続し、消化中はバレット獲得とG数上乗せのW抽選を行う。開始時の7揃いの種類で上乗せ性能が異なり、赤7揃いよりも青7揃いのほうが上乗せ性能が高く、大量上乗せのチャンスとなっている。

 AT終了後(有利区間リセット時)は、5G継続する引き戻しゾーン「バラライカゾーン」に突入する。この間は成立役に応じて引き戻し抽選を行っており、当選時は「ヘブンズRUSH」突入濃厚だ。

 ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

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早いG数でCZに突入するも…スルーから大ハマり!?

 朝一は、70Gと116GでRCに突入し、1回目のバレットポイントMAXからいきなり「デスペラードバトル」に当選。対戦相手は勝利期待度の低いロベルタが登場し、最終Gで残り1HITのところまで到達するが、残念ながらAT当選まではいかず通常へ。

 そこからはCZにもなかなか入らず、700Gを超えて天井(有利区間移行後777G消化)までもう少しのところで「トゥーハンドチャンス」に当選。消化中に弱チェリーを引き、期待度70%、報酬は「デスペラードバトル」のVS銀次となり、無事に成功。今回は小役のヒキが良く、残り5Gまでに3回「バーストアタック」に移行し、難なく初ATをゲットした。

 まずは「ヘブンズRUSH」、ここで大量にG数を獲得しておきたい。消化中はBAR揃い8回と弱チェリーで計60G上乗せと、幸先いいスタートとなった。

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 AT開始後、すぐにレア役を連発して10G上乗せと「ラグーンボーナス」をゲット。さらに強ベルを引き10G+バレットを獲得するが、その後は上乗せできず約700枚獲得で終了となった。

 それなりの獲得枚数だったが、最初のハマりですでに投資は1200枚。捲るためにも早めの当りを願っていると…450Gを超えてやっとAT後初のCZに当選。しかし、対戦相手は最強のロベルタ。あまり期待せずに消化していくと、1回目の「バーストアタック」で2HIT、さらに強チェリーを引き、そのまま5HITまで到達して2度目のATを獲得できた。

 ところが、今回は「ヘブンズRUSH」で35Gしか獲得できず、さらに上乗せもなし。約200枚を獲得して終了となってしまった。その後「バラライカゾーン」でスイカを引くも引き戻しには当選せず、通常に戻ってしまう。

天井到達からのATで大逆転なるか!?

 そこから249Gと611Gで「デスペラードバトル」に当選するが、どちらもロベルタに敗北して、そのまま天井に到達してしまった。かなりハマってしまったが、「このヘブンズRUSHでどうにかしてやる!」と意気込んで消化していくと、BAR揃いが11回、60Gの上乗せとなり、ある程度のG数を持ってATをスタートさせることができた。

 だが、今回のATも特に何も起こらず、60Gを駆け抜けて約400枚で終了となってしまう。投資もかさんでいたので、ここで実戦終了。総投資2100枚、回収400枚と、わずか2時間30分の実戦で手痛い負けとなってしまった。

 最後に今回の実戦データを紹介しよう。

■通常時の回転数:1982G
■AT出現率:約1/660.6(設定1:1/379~設定6:1/236)

 AT確率が非常に重く、終了画面は3回ともデフォルトだった。サンプルは少ないがAT確率だけ見ても低設定が濃厚だろう。

 今回はかなり辛い展開となったが「ヘブンズRUSH」の爽快感は本作でも健在。次回は、高設定に期待できる日にまた打ってみたいと思う。

(文=ひろ吉)
<著者プロフィール>
 IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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