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JRA M.デムーロで「必勝態勢」春二冠女王と接戦を演じた実力馬が7番人気の珍事!? 1勝クラスで当然の勝利も、何故「10万馬券」決着となったのか

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いよいよ「荒れる」夏競馬の到来!大万馬券「楽々ゲット」の手段とは?

 春のグランプリ宝塚記念(G1)を無事に終わり、いよいよ本格的に夏競馬へ突入した競馬界。夏競馬といえば、よく「荒れる」と言われ、大穴好きの競馬ファンにとっては「最高の季節」という言葉もよく耳にする。

 ただ、そんな強気な意気込みを語るファンは、本当にその「大穴馬券」をゲットできているのだろうか。

 いや、皆が馬券をハズしてしまっているからこそ大穴決着になっていることを鑑みれば、大多数は取らぬ狸の皮算用として粋がっているだけだろう。いくらレースが荒れても、その馬券を的中できなければ意味がないのだ。

 特に「荒れる」と言われているのが、第3会場にあたるローカル開催だ。今年の函館も開幕週から10万馬券が複数出るなど、しっかりと荒れまくっている。人気馬がいとも簡単に負けてしまうなど、素人が迂闊に手を出すと火傷してしまう“魔の領域”だ。

 だが、競馬で飯を食うプロの馬券師からすれば、そんなローカル開催こそが絶好の稼ぎ場となるようだ。一体どうすれば、そこまで簡単に万馬券をゲットできるのか……。最近、一部の競馬ファンから、それこそ「すごい!」と噂されている『すごい競馬』の関係者に話をうかがう機会をゲットした。

『すごい競馬』とは、販売企画の的中実績に対する信憑性を高めるべく、サイト内に初めてリアルタイムに反映される掲示板を設置した透明性の高い競馬予想サイト。数多くの凄腕馬券師が所属しており、信念は「馬券代は出来る限り少なく、欲を言えば配当は大きく」と、一般の競馬ファンにも利用しやすいサイトとして知られている。

 彼らが的中した万馬券は枚挙に暇がないが、その中でも特に「競馬ファンの皆様へお話ししたい」とピックアップしてくれたのが、今月12日に函館で行われた遊楽部特別(1勝クラス)である。

 7番人気のブルトンクールが勝利して、三連単が110,060円と10万馬券決着になったこのレース。まさに荒れるローカル開催を体現したようなレースだが、『すごい競馬』の関係者曰く「じっくり予想すれば比較的、簡単に獲れたレース」というから驚きだ。

 確かに1番人気が3着に絡んではいるが、一体に何が「簡単」だったというのだろうか。

「まず大前提として、この時期の条件戦は『3歳馬が圧倒的に強い』という傾向は、皆様の耳にしたことがあるのではないでしょうか。降級制度が廃止された近年は特にその傾向が強まっており、実はこの週の函館も3歳馬が出走した古馬混合戦で12戦10勝という結果でした。つまり、3歳馬を狙うだけで的中率を大きく上げることができたわけです」(すごい競馬関係者)

 驚きの事実だが、確かに11日の土曜日には古馬混合戦6レースに3歳馬が出走して、すべて勝利。翌日12日の日曜日にも6レースの内、4レースで3歳馬が勝利している。10万馬券で決着した遊楽部特別は、その中の1レースだったということだ。

 ちなみに、この遊楽部特別には14頭中5頭の3歳馬が出走していた。勝ったブルトンクールは3歳馬5頭の中でも下から2番目の人気(7番人気)だったが、『すごい競馬』の関係者曰く「本馬の一択だった」というから驚きだ。

 実際に『すごい競馬』は、このレースの三連単110,060円を的中させ、600円購入推奨で660,360円を計上しているのだから、あながち結果論とは言えない。一体、「何が」見えていたのだろうか。

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若手の菅原騎手からM.デムーロ騎手への乗り替わりと「勝負気配」は明らかだった

「皆さんは、もし2走前にスターズオンアースと0.3秒差の競馬をして重賞で5着に入った馬が、若手騎手からM.デムーロ騎手に乗り替わって1勝クラスのレースに出走してくれば、何番人気くらいになると思いますか?

 もちろん、出走メンバーにもよるでしょうが、おそらく大多数の人が1番人気、少なくとも上位人気を争うと答えると思います。ところがブルトンクールは単勝17.1倍の7番人気でした」(同関係者)

 そんなことがあるのかと、ブルトンクールの戦績を振り返ってみたが、確かに2走前のフェアリーS(G3)ではスターズオンアースから0.3秒差の5着。前走のアネモネS(L)は11着に大敗しているが、スタートで出負けしてしまったようだ。さらに今回は若手の菅原明良騎手からM.デムーロ騎手に乗り替わっており、それだけでも陣営の勝負気配は明らかだった。

「正直、私もブルトンクールが7番人気の低評価に留まってくれたことには驚きました。ただ、前走のアネモネSが行われた中山芝・1600mは、スタートしてすぐにコーナーのある癖のあるコース。未勝利を逃げ切って勝つなど、前に行ってこそ味のあるブルトンクールですが、スタートでやや出負けしてしまったことがすべて。もともと不利な外枠だったこともあって、菅原明良騎手も無理をしなかったようです。

 結果、特に見せ場のない11着でしたが、敗因がはっきりしているだけに度外視してもいい一戦。ただ、次走の遊楽部特別では、逆にこれが良い感じに隠れ蓑になってくれたようですね」(同関係者)

 もし、遊楽部特別に出走したブルトンクールの前走がフェアリーS・5着だったら、7番人気という低評価に留まっただろうか。

 もっと言えば、このレースの2着馬は、今春の桜花賞(G1)、オークス(G1)を制して三冠に大手を掛けたスターズオンアース。ブルトンクールはその大物とわずか0.3秒差の競馬をしているのだ。もし、そのまま次に1勝クラスに出走していれば、確実に上位人気に推されていたに違いない。

 一体、何故ブルトンクールは7番人気だったのだろうか。

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巷で噂の「すごい競馬」は何故、勝てるのか。歪んだオッズの隙間を突く戦略とは

「この週の函館のように3場開催のローカルは新聞の紙面上、どうしても扱いが小さくなります。扱いが小さくなるということは、それだけ一般の競馬ファンが得られる情報量が少なくなるということ。出走各馬の陣営のコメントも断片的なものになってしまいますし、戦績を示す馬柱も過去2走くらいの着順を掲載するだけで、詳しい敗因などは省略されてしまいます。

 客観的に見てもブルトンクールが7番人気だったのは、やや不当な感がありますが、オッズとは馬券を買うファンが作るもの。今回の函館のように限られた情報しか得られなかった結果、歪んだオッズになってしまうことは珍しくありません」(同関係者)

 ただ、実力馬が不当な評価を受ける“歪んだオッズ”は『すごい競馬』のような、新聞に頼らなくとも独自の情報網を持つプロの組織からすれば、逆に「美味しいオッズ」になるということなのだろう。

 前述したブルトンクールの前走が出遅れによる度外視できる一戦だということ、そして本来は重賞で掲示板に載るほどの実力馬であること、そしてそんな馬が1勝クラスに出走していることは、ネットなどで少し調べれば、我々にだって気が付けることである。

 しかし、特別戦とはいえローカルの1勝クラスの馬券を買うために、出走馬の1頭1頭をそこまで詳しく調べ上げているファンは、ほんの一握りなのだろう。これだけの実力馬が7番人気だったことが、その確固たる証拠になっている。

「漠然としたイメージで申し訳ないのですが、おそらく馬券を楽しまれている競馬ファンの90%以上が『1人で考えて、1人で馬券を購入している』のではないでしょうか。もちろん、競馬仲間の方と予想談義することはあるでしょうが、最終的に馬券を購入する際は、やはり自分1人で考えて最終結論を出していると思います。

 ただ申し上げるまでもなく、個人ですべてを把握するには競馬の情報はあまりにも膨大です。ウチには多くのプロの馬券師が所属していますが、彼らのような常日頃から仕事としてレースの考察に当たっている人間でも『1人では限界がある』という話をよく聞きますし、最近ではチームとして分析を行っているプロも少なくありません。

 本当に競馬で勝ちたいと思うのなら、あれもこれもとは考えず、1つのレースに絞って腰を据えて考察した方が、的中率は確実に上がると思います。今回のブルトンクールにして、もし馬券を買うレースを遊楽部特別の1つだけに絞れていれば、きっと美味しいオッズだと気付けたのではないでしょうか」(同関係者)

 本サイトの編集部にも競馬ジャンキーのような人間は少なくないが、よく「毎週36レース買ってます」などという自画自賛を耳にする。一見「そこに山があるから登る」的なギャンブラーの鑑と言えるが、馬券のプロからすれば、まさに愚の骨頂なのだろう。

 競馬が馬券購入者の賭け金を取り合うオッズゲームである限り、残酷なようだが、こういった人種は絶好のカモと言わざるを得ない。もしかしたら、限られた情報しか得られないローカル開催の馬券を購入している、すべてのファンが“お客さん”にされていてもおかしくはないのだ。

 今回、『すごい競馬』の関係者に話をうかがって思ったことは、我々のような一般的な競馬ファンの予想は、完璧というにはほど遠いということだ。言ってみれば、穴だらけで多くの情報を見落とし、把握できないまま馬券を購入しているということだ。

 それで「当たれ!」と願い、ハズレて愚痴をこぼすのは、プロの馬券師からすれば、あまりに身勝手な行為に映っているのかもしれない。同時に、素人が競馬でプロに勝つのは極めて難しいということが改めてわかった次第である。

 それでも構わない、つまり「競馬で負け続ける」ことに特に抵抗がないという人は、今後も自由に自分で思った通りの馬券を買うべきだろう。それも競馬を楽しむための1つの醍醐味といえる。

 だが、その一方で「現状を何とかしたい」、競馬でこれ以上負け続けたくないと思う人は、もっと慎重に馬券を購入すべきだろう。難しいと思うのであれば、今回話をうかがった『すごい競馬』のようなプロの手を借りるのも1つの手段ではないだろうか。

『すごい競馬』では現在も新規会員を募集しており、初回利用の人に限っては週末に行われる重賞レースの買い目を「無料」で提供してもらえるそうだ。

 入会費や年会費などその他の費用は一切掛からず、以後の情報入手には料金が発生するものもあるが、現在は2万円分がオフになるキャンペーンが実施されている。詳細はホームページで確認するといいだろう。

【今なら無料で「すごい情報」をゲット!!】すごい競馬

※本稿はPR記事です。

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