パチスロ「夜から高設定」も…6.5号機の登場でホールが激アツに!?

高設定を掴む機会が増加している

　完全に体感ではあるのだが、最近は関東のホールではパチスロの設定状況が以前より良くなっている印象がある。

　頻繁に強い日のある都内ホールはもちろん、高設定が全く期待できないという認識であった首都圏のホールでも高設定投入の機会が明らかに増えているようだ。

　実際に筆者は高設定を掴む機会が増加した。これは当サイト「大松」の実戦記事を検索していただければ明白だろう。

　もちろん偶然に高設定ツモを連発している可能性もある。それでも、昼や夕方から高設定を掴んでいるパターンも少なくない。

　ホールで公開されているデータを確認してみても、「初当りが多い」「レギュラーボーナスが多い」など高設定の特徴が色濃い台が増えている印象。確信はできないが、「もしかしたら高設定かも」と思える環境だ。

　強い日であれば越したことはないが、平日でも高設定なしといった営業は珍しい印象。特に『押忍！ 番長ZERO』を筆頭に『ジャグラー』シリーズなどに怪しい台が目立つ。

6.5号機の登場が関係している？

　なぜ今になってこのような「サービス期」が到来しているのだろうか。それは現行6号機の特徴と6.5号機の登場が関係していると考えられる。

　まず、現行の6.1〜6.5号機はデータを観察しても設定を推察しにくい設計ということが大きい。一般的には「6号機は設定が分かりやすい」というイメージなのかもしれないが、実際はそのような挙動をする「ザ・6号機」は少ないのだ。

　最近はヒキ次第で展開が大きく変わるマシンが増えているので、確定画面やトロフィーが出てくれないと判断が難しいマシンが多いというのが正直なところだ。「グラフが右肩上がりだから高設定」はもう通用しない。

　そこに来て6.5号機の登場だ。差枚数形式で2400枚という制限で、一撃3000枚や4000枚も可能となった。パチスロ業界の希望ともいえるマシンなのだ。

　特に8月には繁忙期である「お盆休み」が控えている。だからこそ、このタイミングでお客を増やしたいというのは自然な流れ。あまり綺麗な言葉ではないが、そのための「エサ撒き」が今なのかもしれない。

　高設定といえば、朝からホールに行かなければ掴めないという印象があるかもしれないが、先述した通り最近のマシンは設定が見抜きにくい。

　例えばサミートロフィーなど、店側で出現率が設定できる場合もあるので、昼間は出現せず夜に回してみたら「トロフィーが出た！」という場合もある。お近くのホールデータを確認してみると新しい発見があるかもしれない。

（文=大松）
<著者プロフィール>
　4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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