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今村聖奈ついに「100連敗」到達…腕利きエージェントのラインナップでも2ヶ月以上勝利なし、「絶好調」永島まなみと分かれた明暗

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永島まなみ騎手

 先週土曜の新潟11Rに行われた飛翼特別(2勝クラス)。単勝49.4倍の人気薄アジアノジュンシンを4馬身差の圧勝に導いたのが、デビュー3年目の永島まなみ騎手だ。

 レース後の永島騎手は「前半は急かし過ぎないように運び、ギアが上がると思った以上の脚を使ってくれた」と振り返り、「右トモの部分がもう少し改善すれば、ゲートも良い形で出られると思います」と、伏兵で大金星を挙げたにもかかわらず実に冷静なコメントを残した。

 なお同騎手は翌日曜の新潟2Rでも、4番人気ワイノナオミでゴール前ハナ差の接戦を制して1着。これで今年の32勝目となり、JRAに所属する女性騎手のなかでは頭ひとつ抜けた成績をキープしている。

今村聖奈ついに「100連敗」到達…腕利きエージェントのラインナップでも2ヶ月以上勝利なし、「絶好調」永島まなみと分かれた明暗の画像2
今村聖奈騎手 撮影:Ruriko.I

 そんな絶好調の永島騎手とは対照的に、2ヶ月以上も勝ち星から遠ざかっているのが今村聖奈騎手だ。

 今村騎手も先週は永島騎手と同じく、土日ともに新潟競馬に参戦。同競馬場はデビュー以来、小倉に次いで2位となる21勝を挙げている得意コースである。『日刊スポーツ』に連載中のコラム『今村聖奈のLovelyDays』にも「新潟のコースにはいいイメージがあるので、自信を持って乗りたいです!」と意気込みを綴っていた。

 ただ、最初の騎乗となった土曜3Rのゴーフォマームードは、2番人気に推されたものの、3コーナー過ぎで後退してきた馬の煽りを受けるという不運もあって7着に敗退。続く7Rでも5着に終わり、この日の全2鞍が終了した。

今村聖奈騎手ついに「100連敗」到達…

 日曜は5鞍に騎乗。6Rでは10頭立てブービー人気のワイルドベティで3着に入り復調を予感させたものの、続く7R、8Rはともに人気薄だったこともあり二桁着順に敗退。そして最終12Rのハクアイアテナでも8着に敗れてしまったことで、ついに連敗が「100」の大台に到達してしまった。

「ついに100連敗まできてしまいましたか……。土曜3Rのゴーフォマームードは久々に白星を挙げるチャンスだと思っていましたが、ここを落としたことで多少歯車が狂ってしまった感じでしょうか。

また日曜最終のハクアイアテナも差のない5番人気に支持されていたので期待して見ていましたが、ダート1200mで後方2番手を追走し最後は大外に出したものの8着。一応上がり最速タイの末脚は使っていましたが、前に行った5頭が掲示板を占めており、展開も向きませんでしたね」(競馬誌ライター)

 ちなみに今村騎手の騎乗馬を集めるエージェントは、元競馬ブックの小原靖博氏。同氏といえば過去に13年連続で年間100勝以上を達成した福永祐一元騎手(現調教師)を担当し、現在も関西リーディング3位の岩田望来騎手らの仲介を務めるなど、ファンの間でもトップクラスの腕利きであると知られている。

 実際に今村騎手も連敗中、3番人気以内の馬には10回も騎乗している。白星を挙げるチャンスはあったと思われるだけに、SNSやネット掲示板には一部ファンから「小原氏のラインナップでもここまで勝てないとは」といった声が寄せられていた。

 また同騎手が勝ち星から遠ざかっているここ2ヶ月の間、同じ女性騎手の永島騎手は10勝を挙げていることから「完全に永島騎手と明暗が分かれたな」「このままだと差が開く一方になりそう」というやや厳し目の意見もあった。

 来週24日、蒲郡競艇場では池添謙一騎手とM.デムーロ騎手による「ダービージョッキートークショー」なるイベントが開催されるが、そこにゲストとして出演を予定している今村騎手。イベントを盛り上げるためにも週末の競馬で結果を残し、久々の聖奈スマイルが見られることに期待したい。

GJ 編集部

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