【パチンコ店】〇〇ーを目当てに開店前から「長蛇の列」!? ファン歓喜の「激アツ祭」をリポート‼

　2024年という新たな年を迎えました。今年筆者は切りの良い年代になるのですが、1年が経過するのは本当に早いものです。また新年早々、様々なことも起こっています。今年もパチンコ関連の話題やネタを仕入れ、提供してまいります。よろしくお願いいたします。

　というわけで、今回もまたまたおなじみの「ひげ紳士さん」の話題です。本業のパチンコ店である埼玉県幸手市『チャレンジャー幸手店（幸チャレ）』にて、面白いことを開催しました。これについてのリポートとその意図を探りました。

『幸チャレカレー祭り』リポート

　時は2023年12月30日、1ヶ月以上も前からひげさんがSNSなどで「幸チャレにて催し物を開催する」と宣言。それは『幸チャレカレー祭り』でした。

　同年はコロナ禍の行動制限なども無くなり、ようやく日常を取り戻してきましたよね。おそらくひげさんも、この企画を含めて「何かをやりたい」という願望を持っていたと思います。もちろん筆者も、このカレー祭りには参加しなければならないと思い、同日幸チャレに向かいました。

　当日は天気も良く、帰省シーズンなので早めに家を出ても、高速道路にそれほどの渋滞は無かったのです。うまく時間調整をしながら、9時半ぐらいに幸チャレに到着しました。が、すでに10時入店前の入場抽選のために、長蛇の列がありました。

　同店でそんな行列は久々です。同店は、基本的に土日祝日の入場は抽選です。筆者は特に行列に待たないで、その様子を遠くから観ていました。後で確認しましたが、あまりにも行列が多くて抽選が打ち切られてしまったようです。

　幸チャレはパチンコ160台、スロット79台の小規模店舗ですが、10時開店時の入場では、何と約60名近くの幸チャレファンが集まってしまいました。下手をしたら、打たないファンを合わせても約100名近くまで開店時に入店したかもしれません。

　そんな開店間もない状況でも、ひげさんはカレーの準備をしながら、エプロン姿と笑顔でお出迎えをしていました。

　もちろん、普段はそんなことはありません。同店の周辺には競合するパチンコ店もなく、長閑な田園地帯です。そんな幸チャレに、どんどんと吸い込まれるように車が入り、駐車場は開店前でも満車状態になりました。
　
　肝心のカレーについてですが、配布時間は同日11時半を予定していました。あまりにも幸チャレに押しかけてしまったようで、ひげさんが開店してから遊技中のお客さん1人ひとりに整理券を配っていました。もちろん筆者も、1.25円パチンコを打ちながら整理券をもらったのです。

　先述したように配布時間は11時半の予定でしたが、カレーを煮込むのに時間が掛かった様子でした。したがって、配布場所で少々待っている状況だったのです。

　今回はカレー1杯が1千円でしたが、ひげさん特製の「モツカレー」です。他に色々なトッピングが掛け放題、さらにおかわりし放題となっています。おまけにコーヒー飲み放題や食パンまでも食べ放題となっていました。

開催には「キチンとした意図」が…

　12時辺りになってようやくカレーが完成したので、ひげさんのカレー祭りがスタートしました。このカレーを待つために、整理券を持ったお客さんが長蛇の列をなしていました。

　今回は豚串の「室蘭やきとり（豚串）」が付き、フライドオニオンやコーンなどのトッピングを入れて、筆者のカレーが完成しました。言葉は悪いかもしれませんが、良く煮込んであって普通に美味しかったです。もちろんおかわりもしましたが、後の皆さんのことを考えて1杯だけにしておきました。

　さて今回のカレー祭りですが、単なるカレー祭りだけをやりたかったわけでないのです。そこには、キチンとした意図がありました。

　端的にいうと、幸チャレに来店してもらうためのきっかけ作りだったのです。今までの幸チャレでは無かった企画ですが、これはひげさんが主宰のオンラインサロン（オンサロ）で立ち上がったのでしょう。カレー祭りに限らず、店内外にもそのオンサロで発案された販促などを色々と観ることができました。

　今回のきっかけ作りのお陰もあって、後日ひげさんのX（旧ツイッター）では、来店客数が2018年に一旦休業する前の営業よりも上回った来客だったでそうです。

　カレー祭りやそれらの販促物は、あくまでも「手段」にすぎません。ましてやカレー祭りを頻繁に実施し、それら同じ販促物をずっと使ってばかりいると、来店客にとってそれは単なる「風景」になってしまいます。言い換えれば、色々と慣れてしまって飽きられてしまうことです。

　今回筆者は、単にひげさんのカレー目当てに伺っただけではありません。以前の幸チャレと比較して、オンサロで知恵を出し合った効果はどんなものなのかを確認するためでした。

　オンサロをやる前は、入替した新台にあまり目印が無かったりしていました。また、幸チャレだけにしかない稀少台をアピールすることもなかったのです。少しずつでしたが、その効果が現れてきた感じを受け取りました。

　今回のカレー祭りから、ひげさんはまた新たなきっかけを創出するのではないでしょうか。

　いずれにせよ“ひげさん”という他のパチンコ店では真似のできない唯一のオーナーが仕切っていることが大きいでしょう。もっといえば、ひげさんに皆さんが会いに行きたいから成功するのだと思います。

　ちなみに、カレー祭りが終わってからも1.25円パチンコを打っていましたが、結果はお伝えすることも忍びないものとなりました。それはそれで、ひげさんのお店における最大の目的は果たされたのではないでしょうか。