JRA大阪杯(G1)ブラストワンピース「本格化」も不安!? オルフェーヴルら「3歳」有馬記念勝ちは名馬揃いも「ある条件」に絞ると……
黄金世代の「大器」が、いよいよ本格化の時を迎える。
昨年の有馬記念(G1)を制し、最優秀3歳牡馬に輝いたブラストワンピース(牡4歳、美浦・大竹正博厩舎)が31日の大阪杯(G1)に登場する。
世代交代を高らかに告げた昨年末の有馬記念から約3カ月。3歳馬にして年末のグランプリを勝つのは偉業に違いない。
グレード制が導入された1984年以降、3歳で有馬記念を勝ったのはシンボリルドルフ、ダイナガリバー、オグリキャップ、ナリタブライアン、マヤノトップガン、シルクジャスティス、グラスワンダー、マンハッタンカフェ、シンボリクリスエス、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、ゴールドシップ、サトノダイヤモンドの13頭。
ブラストワンピースはそんな歴史的名馬たちの仲間入りを果たしたということになるが、競馬界の覇権掌握へ、さらなるパワーアップを遂げたようだ。
「今までの1週前追い切りの中で、一番いい」
そう声を弾まれたのは、栗東から駆けつけた主戦の池添謙一騎手だ。21日に、美浦のウッドで追い切られたブラストワンピース。併せ馬を追いかける形で始まったが、最後は突き放すばかりか、別グループの馬に追いつきそうな勢いだった。
池添騎手が「有馬記念の時と遜色ない」と絶賛すれば、見守った大竹調教師も「背中を使えていたし、大きく走っていた」と手応え。昨年末以来の出走とは思えない上々の内容だ。
「有馬記念出走時が534kgと、もともと大きな馬でしたが、さらに雄大さを増した感じがあります。これがグランプリホースの貫禄でしょうか。
肉体面も然ることながら、大きいのは精神面の成長ですね。追い切りでも落ち着いて走っていますし、課題のゲートも練習でずいぶん上手くなりました。もともと広いコースで豪快な競馬をするイメージのある馬ですが、今なら阪神の内回りコースにも対応できるんじゃないでしょうか。池添騎手も『体は大きいけど、器用な面があるので』と問題なしを強調していましたよ」(競馬記者)
まさに順風満帆のブラストワンピース。だが、懸念材料がないわけではない。
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