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ドバイターフ(G1)「打倒アーモンドアイ」ディアドラの真の実力は? 狙いは「ココ」ではなく……?

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 ディアドラにとってドバイターフは2回目の参戦であり、海外遠征は3度目となる。昨年のドバイターフは3着(リアルスティールと同着)だったので、コースや芝の適正についてはなんの問題もない。今回の鞍上はJ.モレイラ騎手。一昨年ヴィブロスをドバイターフ優勝に導いたマジックマンがどんなレースをするのか興味深い。

 ただし、今年のドバイターフにはアーモンドアイがいる。もちろん目指すは打倒アーモンドアイだが、勝てなければそれはそれで仕方がない。ディアドラにアーモンドアイを超える能力を求めるのは酷かもしれない。

 そして、ディアドラには次の大きな目標がある。日本では天皇賞・春(G1)が開催される4月28日、香港でのクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル)だ。香港Cの雪辱を果たしたい。ただし、もう1頭、昨年のリベンジを目指す牝馬がいる。香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル)で2着だったリスグラシューだ。

 クイーンエリザベス2世Cはディアドラとリスグラシューによる同世代牝馬ナンバーワン決定戦となる。ディアドラは秋華賞(G1、芝2000メートル)でも府中牝馬Sでもリスグラシューを2着に下した。しかも、ディアドラの鞍上は昨春までリスグラシューの主戦だった武豊騎手に決まった。負けるわけにはいかない。

 ディアドラのドバイターフのレーティングはアーモンドアイ、アイキャンフライに次ぐ3位。アーモンドアイ以外とは互角に戦える能力はある。昨年3着の実績もあり、上位争いに加われるはずだ。ただし、中山記念での不可解な敗北が尾を引いていたり、陣営が本気で勝負に出るのは香港だとすれば、若干の割引も考慮しておきたい。

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