GJ > 競馬ニュース > 「好走の番」ペルシアン  > 2ページ目
NEW

JRA「好走の番」ペルシアンナイトの圧倒的パターン……大阪杯(G1)昨年2着も今年は「よりいい」?

【この記事のキーワード】, ,

JRA「好走の番」ペルシアンナイトの圧倒的パターン......大阪杯(G1)昨年2着も今年は「よりいい」?の画像2

 G1レースで度々好走するが、勝ち切るだけの力はない穴馬タイプではない。皐月賞は同厩のアルアインの2着に負けたが、下がってから伸び返してきたアルアインの出し抜けを食らったもの。レース後のインタビューで池江調教師は「ペルシアンナイトばかり見ていたのでアルアインが勝ったのがわからなかった」と語った。早くからペルシアンナイトの素質を買っていたことがわかる。

 惜しかったのが昨年のマイルCS。直線でW.ビュイック騎手が騎乗するステルヴィオに外からフタをされ、一瞬、馬群に閉じ込められてしまった。もちろん、称賛されるべきビュイック騎手のファインプレーだが、外に出されると勝ったステルヴィオにアタマ差まで迫っている。

 昨年の大阪杯では鞍上福永祐一騎手が中団の内目で脚をじっくり溜め、直線で外目に出すとよく伸びて鞍上M.デムーロ騎手のスワーヴリチャードに3/4馬身差の2着。3着以下の馬たちとの力量差は示したが、どう乗っても勝つのは不可能だったように見えた。東スポのYouTube動画で池江調教師も「本質はマイル」と言っている。今年も馬券は2着で買うべきだろうか。

 最終追い切りは栗東・CWで6F84秒0-1F11秒5。直線では首を低く沈め大きなストライドで豪快に伸びた。レース本番でもアタマに突き抜けられそうな勢いだったので、馬券はアタマまで想定したほうがいいのかもしれない。

 鞍上のM.デムーロ騎手は不調説がささやかれている。しかし、不調説が蔓延したところで爆発するのがこのジョッキー。勝てば昨年のスワーヴリチャードに続く大阪杯連覇となる。良き相棒デムーロ騎手に導かれ2つ目のG1をもぎ取りたい。

JRA「好走の番」ペルシアンナイトの圧倒的パターン……大阪杯(G1)昨年2着も今年は「よりいい」?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  6. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  7. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  10. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?