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JRA皐月賞(G1)「新生」岩田康誠×アドマイヤジャスタが怖すぎる。末脚炸裂で一刀両断も?

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 アドマイヤジャスタは名前を見ればわかるように父はジャスタウェイ。デビュー前にはジャスタウェイ産駒ナンバーワンの期待がかけられていた。評判通りホープフルS(G1、芝2000メートル)ではサートゥルナーリアの2着に好走して能力の高さを証明。前走のすみれS(オープン、芝2200メートル)から岩田騎手が騎乗した。

 須貝尚介調教師は「前走(ホープフルS)で中山コースは経験したからね。(先々に向けて)少しでも距離を延ばしたい気持ちがあったのと、何より前哨戦で大きなストレスをかけたくなかった。そうなると長距離輸送がなく、頭数も揃わない、すみれSがベストと考えたんだ」と重賞ではなくオープンを使う理由を説明した。

 レースでは先に抜け出したサトノルークスはつかまえられなかったが、皐月賞に出走するためには賞金加算が必須だったサトノルークスに対して、アドマイヤジャスタはあくまで前哨戦仕上げだった。

 1週前追い切りには岩田騎手が騎乗。栗東・CWで3頭併せの後ろから前2頭を追走。岩田騎手の手が少し動くと楽々と僚馬を抜き去った。時計も6F81秒4-1F11秒7と上々。これまでのレースは先行策を取ってきたが、この追い切りは中団や後方から差す競馬を想定しているようにも見えた。岩田騎手は高松宮記念と大阪杯では後ろから脚を溜める競馬をした。皐月賞でも末脚を炸裂させる作戦に出るのだろうか。

 アドマイヤ軍団は朝日杯FS(G1、芝1600メートル)の覇者アドマイヤマーズとの2頭出し。父がダイワメジャーのアドマイヤマーズは皐月賞の次にNHKマイルC(G1、芝1600メートル)が予定されているように距離不安がある。手綱さばきが冴える岩田騎手の好騎乗が期待できるアドマイヤジャスタの方が面白いかもしれない。

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