真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.07 08:41

武豊騎手が「異常馬場」に怒り!? JRAの主張と食い違う騎手の主張「高速馬場=故障しやすい」は錯覚なのか
編集部
6日、武豊騎手が自身の公式ホームページの『日記・コラム』を更新し、今回の東京競馬場の芝コンディションについて語った。
武豊騎手は、今開催の東京競馬場の芝コースに関して「時計の速さは異常」とコメント。終盤を迎えた先週でも、レコードクラスの時計が連発したことに対して「過去にも例がない気がします」と危惧している。
確かに例年、春開催の東京の芝コースは時計が速いことで有名だ。しかし、武豊騎手が指摘した通り、4月21日の開幕から2カ月近くが経とうとしている先週でさえ、好時計が連発するコンディションを保っている。
特に、現開催がどれだけ”異常”なのかを示したのが、先週行われたグランアレグリアの新馬戦だった。
芝1600mのレースで、単勝1.8倍の圧倒的な人気に応えた本馬が記録した1:33.6は、従来のレコード1:34.7を1秒以上更新するスーパーレコード。無論、グランアレグリアの能力の高さも特筆されるべきだが、2着ダノンファンタジー、3着フィッシュダイブまでが従来のレコードを上回っている点は「超高速馬場の影響」と述べざるを得ないだろう。
武豊騎手はその上で「来シーズンに向けて、みんなで考えたほうがいいと思います」と警鐘を鳴らしている。
ただ、その中で競馬の第一人者から「これ(馬場の高速化)が果たしていいことなのかどうか……馬の健康面を考慮すれば、デメリットも見逃せません」と非常に興味深い発言があった。
PICK UP
Ranking
11:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分