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JRA藤田菜七子コパノキッキング「武豊」に乗り替わり!? Dr.コパ氏「年内一杯」でスイッチの可能性

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 東京スプリント後は来月6日のかしわ記念(G1)に出走する見込み。ここで勝つことができれば、藤田菜七子騎手にとって待望のG1初制覇となる。

「昨年の最優秀ダートホースのルヴァンスレーヴこそ回避が濃厚となりましたが、今年のかしわ記念にはフェブラリーSを勝ったインティに加え、2着のゴールドドリーム、4着のモーニンが揃って出走予定。これらはコパノキッキングに先着した馬です。

また、末脚をフルに活かせる直線の長い東京から、今回は直線が短い船橋が舞台。これだけを見てもフェブラリーSよりも厳しい戦いになりそうです」(競馬記者)

 確かに、フェブラリーSでは後方から大外一気を見せたコパノキッキングだが、最後の直線が約500mある東京から、約300mの船橋に替わる以上、藤田菜七子騎手には一工夫必要になりそうだ。

 さらに秋には米国のBCスプリント(G1)への遠征が予定されていることあり、場合によっては藤田菜七子騎手がコパノキッキングで挑める国内G1は、かしわ記念が最後という可能性もある。

「もちろんコパノキッキングがBCスプリントを勝てば、藤田菜七子騎手にとっての初G1が海外という記録的な勝利になりますが、芝が主流の日本競馬にとって『世界のダート界のハードルは高い』といわれています。

ただ、コパさんは(BCスプリントの舞台となる)サンタアニタ競馬場で今年、故障馬が相次いでおり、一時閉鎖になったことを気にかけているようでした。場合によって、米国遠征が見送りになるかもしれませんね。

その場合、日本のJBCスプリント(G1)が藤田菜七子騎手にとって、大きなチャンスになりそうです」(同)

 いずれにせよ、コパノキッキングとのコンビは今年一杯が濃厚となった藤田菜七子騎手。果たして重賞、そしてG1初制覇なるか。まずは東京スプリントに大きな注目が集まる。

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