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2019.04.12 15:11
JRA皐月賞(G1)「未知の魅力」シュヴァルツリーゼ。復活堀宣行厩舎で「第二のサトノクラウン」への道も
編集部
しかも、血統がかなり重い。父は長めの距離に向くハーツクライ。母ソベラニアは独オークスの2着馬で名門一族の出身。近親には独ダービー馬や独オークス馬がいる。母の父はドイツの名馬であり種牡馬として名高いモンズン。血統からはスタミナに富むパワー型と言える。だからこそ重馬場の弥生賞で2着に好走できたのだろう。
良馬場の皐月賞ではレースが流れ、勝ちタイムは1分58秒前後の高速決着になる。シュヴァルツリーゼは高速タイムに対応できないかもしれない。しかし、競馬はやってみなければわからない。2戦目の重賞で好走したのだから高い素質があり、新馬戦では上がり3F最速の33秒6で走っている。
管理するのは関東の名門、堀宣行厩舎。なんと昨年は重賞未勝利だった。調子が悪いわけではなく現在リーディング4位。昨年も4位だった。今年はサトノティターンでマーチS(G3)を制している。8番人気での勝利で、改めて厩舎力の高さを思い知らされた。重い芝や2000メートル以上の距離に向きそうなシュヴァルツリーゼだが、厩舎力によって未知の潜在能力が引き出される可能性もある。
そして、皐月賞で凡走してもシュヴァルツリーゼという名前は必ず覚えておきたい。素質や血統から長距離や重い芝のレースならばG1に手が届きそうだからだ。ひょっとすると堀宣行厩舎に所属し、宝塚記念(G1)と香港ヴァーズ(G1)を優勝したサトノクラウンのように道悪に滅法強い馬になるかもしれない。海外遠征にも向きそうだ。
シュヴァルツリーゼは額から口まで流星があり、走る姿はかっこいい。体はまだ幼いが、堀厩舎で鍛えられどんな馬に成長していくのか、大いに期待する。
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