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天皇賞・春(G1)M.デムーロ「ポツン」に批判殺到!? エタリオウ「一発逆転」最後方待機もアンカツ「あそこまで下げたら届かない」

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 28日に京都競馬場で行われた「平成最後のG1」天皇賞・春(G1)は、最後の直線でグローリーヴェイズとの叩き合いを制したフィエールマン(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)が優勝。1番人気に応え、秋の凱旋門賞(仏G1)挑戦に向けて大きく飛躍した。

 その一方で、待望の2勝目どころか連続2着さえ途絶えてしまったのが、2番人気のエタリオウだ。鞍上のM.デムーロ騎手の「最後方待機」には、レース直後からファンの間で賛否両論が集まっている。

 13頭立ての芝3200mで行われたレース。JRAのG1レースで最も距離が長い天皇賞・春だが「明暗」は、スタート直後に決まったのかもしれない。

 ややバラついたスタートとなる中、ダッシュがつかず後方になったのがケントオーとエタリオウ、そしてフィエールマンの3頭。その内、そのまま無理せず後方の競馬を選んだのがケントオーとエタリオウであり、すぐにポジションを挽回しに行ったのがフィエールマンとC.ルメール騎手だった。

 逃げ宣言をしていたヴォージュが予想通りハナに立って、隊列を引っ張る流れ。スタートでやや遅れたフィエールマンが中団までポジションを挽回した一方、エタリオウはまさかの最後方からの競馬。京都競馬場のスタンドが大きなどよめきに包まれた。

 2週目の向正面に入って、まず動いたのがエタリオウだった。

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