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JRA高額馬主「撤退か」あの良血馬の所有名が突如変更

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 日本ダービー(G1)開催まであと1カ月を切り、いよいよ今年のクラシックも最高潮を迎えつつある。だがそんな最中、ある有名馬主が不可解な動きを見せていると一部で話題だ。

「昨年の小倉記念(G3)を制覇したトリオンフなどを所有するKTレーシングですよ。良血馬のスーパーフェザー、ジャミールフエルテらを所有していましたが、いつの間にかその2頭の所有権がノーザンファーム代表である吉田勝己氏に移っているんです。まだトリオンフはKTレーシングが所有しているものの、その他の多くの馬も他の馬主に渡っているようですね」(競馬誌ライター)

 KTレーシングは2016年に所有馬がJRAデビュー。そしてその年の『セレクトセール2016』で、スーパーフェザー(牡4歳、父ディープインパクト、母オーサムフェザー)を2億6000万円で落札したのをはじめ、オルフェーヴル産駒で初の1億超えを記録したジャミールフエルテ(牡3歳、母プリティカリーナ)ら良血馬を次々に落札。この年のセレクトセールで7億円以上も費やすなど、金に糸目をつけない買いっぷりで一躍脚光を浴びた。

 そしてこの年以降も、ディープインパクト産駒のコンドコマンドの2017を1億7000万円、ロードカナロア産駒のラスティングソングの2017を1億円、ブラックタイド産駒であるファイナルスコアの2017を1億4000万円で落札。また国内外でG1・6勝を挙げたモーリスの初年度産駒であるラスティングソングの2018を1億7000万円で競り落としたこともあり、馬主として注目度は上がる一方だった。

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