真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.08.13 09:08

凱旋門賞挑戦のマカヒキが国内最終追い切りで好感触!世界No.1ポストポンドよりも「本当に怖い」欧州のライバルホースとは
編集部
2歳時からすでに欧州トップクラスだった天才女王マインディング。フィリーズマイルなど2つのG1を制し、カルティエ賞最優秀2歳牝馬(欧州最優秀2歳牝馬)に輝いている。
3歳になってもその才は衰えることなく、日本の桜花賞にあたる英1000ギニー(G1)を制覇。2カ国制覇を狙った愛1000ギニーこそ2着に敗れたが、続く英オークスも制して英2冠を達成。
さらに、この馬の特筆すべきはそのタフネスで、英オークス制覇後もほとんど間を置かずプリティポリーS(G1)、ナッソーS(G1)と古馬牝馬を相手にG1を連勝。手にしたG1タイトルは早くも「6つ」に上り、ブラックキャビアが持つG1タイトル16勝という牝馬記録も塗り替えるのではないかといわれている。
地元フランスからは仏ダービー馬のアルマンゾールよりも、仏オークス馬のラクレッソニエールの方が凱旋門賞に近いと評価されているようだ。
それもそのはず、ラクレッソニエールはここまで「7戦7勝」の無敗。すでに仏1000ギニー(G1)、仏オークスの2冠を達成。特に仏オークスは大外を回って全馬を差し切るという、同世代とは完全に一枚上の競馬をしているだけに、まったく底が見えていない存在だ。
ちなみに手綱を握るのはM.デムーロ騎手の弟C.デムーロ騎手。27、28日に札幌で開催されるワールドオールスタージョッキーズで来日した際は、ぜひともラクレッソニエールの動向を伺っておきたいところだ。
以上がマカヒキのライバルとなりそうな欧州馬4頭だが、対戦すればいずれも強敵になることは間違いないだろう。
だが、マカヒキも『史上最強世代』といわれる今年の3歳馬の中で頂点に輝いた存在。100%の力を発揮できさえすれば、すべての欧州馬を飲み込めるだけのポテンシャルを秘めているはずだ。
まずは1カ月後に迫った9月11日のニエル賞で、日本ダービー馬の実力を”ビッグサプライズ”として世界に披露してほしい。いよいよ、決戦の時が近付いてきた。
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- なぜ凱旋門賞は荒れ続けるのか? 昨年「38万馬券」欧州と日本の”競馬の違い”が生む、大本命エネイブル以上に「警戒すべき」存在とは