「モレイラから買えば当たる」3着以内率驚異の70%超えで「雷神」が早くも大爆発!「武豊の方が上」と闘志を燃やすM.デムーロとWASJで激突か!
13日から初の短期免許で来日した香港No.1騎手のJ.モレイラが、先週の競馬でいきなりの大爆発。「雷神」や「マジックマン」との異名を誇る手腕をまざまざと見せつけた。
土曜日の札幌1Rから騎乗したモレイラ騎手は、まずは9着と”試走”を終えると、そこから騎乗機会7レース連続で馬券圏内(3着以内)という離れ業を披露。札幌の競馬ファンに「モレイラから買えば当たる」と思わせるような見事なインパクトを与えた。
「雷神」の快進撃は止まらない。続く14日の日曜日、今度は1Rから騎乗機会7レース連続で馬券圏内を確保。その後は勝てなかったが、最終的に2日間で5勝2着5回3着4回、掲示板を外したのはわずか2回だけ。3着以内率.737という驚異的な数字を叩きだした。
無論、わずか1週間だけの成績ではあるものの、現在リーディング首位の戸崎圭太騎手でも3着以内率は.446。これだけを見ても、モレイラ騎手の世界トップレベルの騎乗技術の高さが垣間見えるというものだ。
モレイラ騎手といえば世界中の名手が集まる香港競馬で、2014年に年間最多勝利数の記録を塗り替えたことでも有名。それもこれまでの記録が年間114勝であったことに対して、モレイラ騎手は145勝を達成。断トツの成績で、大幅な記録更新となっている。
「モレイラ騎手が香港よりも”神”のように扱われていたのが、香港移籍前に活躍していたシンガポール競馬です。2012年には年間206勝を達成し、これもシンガポールの年間最多勝記録。全盛期の武豊騎手を想像して頂ければわかりやすいと思いますが、まさにあんな感じでした」(競馬記者)
全盛期の武豊騎手といえば、2002年の12月に「1日8勝」という”伝説の記録”を持っているが、実はモレイラ騎手もシンガポールで1日8勝を記録。それも「騎乗機会全勝」で達成しているのだから「驚愕」以外に言葉がない。
そんなモレイラ騎手だが、本人は至って謙虚。連覇が懸かるワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)についても「尊敬している武豊騎手に会えるのが楽しみ」と純粋に日本の競馬を堪能しているようだ。
しかし、そんなモレイラ騎手にメラメラと”ライバル心”を燃やしているであろう騎手がいる。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!