GJ > 競馬ニュース > フジ武豊騎手“公開処刑”!?  > 2ページ目
NEW

フジテレビ『みんなのKEIBA』冒頭約10分で武豊騎手”公開処刑”!? 「アーモンドアイ至上主義」にみえる偏向報道に賛否

【この記事のキーワード】, , ,

 見方によっては「不利さえなければアーモンドアイが勝っていた」という主張にも見え、競馬で”それ”を語るのはタブーという意見はもっともだろう。ましてや『みんなのKEIBA』は、全国的な視聴者を持つ番組である。

「アーモンドアイの強さをアピールしたい意図はわかりますが、やればやるほど不利の原因となったロジクライの関係者の肩身が狭くなることは考えるまでもないこと。映像の中で武豊騎手の名前は挙がりませんでしたが、ロジクライの鞍上が誰だったのかは、視聴者の多くが知るところでしょう。

言葉を選ばなければ、ほとんど”公開処刑”みたいなものですよ。映像内で武豊騎手の謝罪のコメントや、ロジクライが物見をしたことに関しては一切触れていませんでしたし、必要以上の悪役にされた印象は否めませんね」(別の記者)

 安田記念の特集が終わり、映像がスタジオに戻った後も番組の「アーモンドアイ至上主義」は変わらない。

 本来なら情報の公平性をコントロールする役割を担っているはずの佐野瑞樹アナ、DAIGOら司会陣を始め、コメンテーターの井崎脩五郎氏らも揃ってアーモンドアイの”擁護”に終始。

 次のレースのファンファーレがなったところで、佐野アナが「これが競馬だと、いうことです……さあ、それでは江の島特別をご覧いただきます」と締めくくり、安田記念の話題は終わった。

 今回の件、ロジクライが発走調教再審査となり、武豊騎手も騎乗停止。本人から「スタートして1完歩目は真っすぐ出たが、その後に物見をして内にヨレてしまった。3、4頭に迷惑をかけてしまった。申し訳ないです」とコメントがあったように、非は明らかだ。

 だが、多くの視聴者がいる競馬番組で放送すべきはアーモンドアイの擁護ではなく、勝ったインディチャンプを今一度称えることではなかったのだろうか。

 実際に同時刻の関西地区で放送された『競馬BEAT』(関西テレビ系)で特集されたのは、今年の日本ダービー(G1)を制した浜中俊騎手と師匠の坂口正大元調教師との対談だったのだから。

フジテレビ『みんなのKEIBA』冒頭約10分で武豊騎手”公開処刑”!? 「アーモンドアイ至上主義」にみえる偏向報道に賛否のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  9. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  10. JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ