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JRA「ディープインパクト×アパパネ」2歳新馬ラインベックは金子真人オーナーの大本命!? 三冠牝馬アパパネ「最高傑作」が今月末デビュー濃厚

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「父も母も三冠馬とくれば、やはり周囲の期待は大きくなってしまうもの。ラインベックは今のところすこぶる順調に来ていますし、大き過ぎる期待に応えられるだけのスケールを感じさせますね。関係者の間でも『これまでのアパパネで一番いいんじゃないか』と評判ですよ。

ここまで上2頭はモクレレ、ジナンボーと金子オーナーらしいユーモアのある名前でしたが、今回はラインベック。おそらくニューヨーク州の地名が由来だと思いますが、金子オーナーもこの馬に懸ける期待は大きいと思いますね」(競馬記者)

 そうなると、やはり父・母に続くクラシック三冠を期待してしまう。だが、ノーザンファーム空港の佐々木厩舎長の話では「スピードの絶対値が高そう」と、どちらかといえば母アパパネに似ているとのことだ。

「アパパネはヴィクトリアマイル(G1)で当時の最強牝馬ブエナビスタに土をつけるなど、マイルG1を3勝。逆に距離が不安視されたオークス(G1)ではサンテミリオンにギリギリまで追い詰められ、JRA・G1では史上初となる1着同着でした。

血統的にも本質はマイラーだったと思いますし、ラインベックも母が強く出るようならNHKマイルC(G1)を目指すことになるかもしれません。デビュー戦は中京開幕となる6月29日の芝1600mを予定。鞍上は未定ですが、最近の傾向なら福永祐一騎手、もしくは岩田康誠騎手が濃厚ではないでしょうか」(同)

「金子オーナー×友道康夫厩舎」というとマカヒキ、ワグネリアンに続く3頭目のダービー制覇を期待してしまう。2016年、2018年と隔年でダービーを制しているだけに”順当”に行けば来年はラインベックの出番だ。

 まずはマイル戦から始動するようだが、ここからどう距離を延ばしていくのか。今春のNHKマイルCで、7年連続G1勝利を達成した名門厩舎の腕に期待したい。

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