真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.06.25 12:08
【CBC賞(G3)展望】JRAサマースプリント第2弾! ジャスタウェイ産駒初重賞制覇は?
編集部
傑出馬のいないハンデ重賞ならば上がり馬で勝ち負けになる。レッドアンシェル(牡5歳、栗東・庄野靖志厩舎)は初のスプリント戦だった前走の1600万下特別で3番手から突き抜け、2着馬に2馬身半差をつけた。3歳時にはアーリントンC(G3、芝1600メートル)で2着、NHKマイルC(G1、芝1600メートル)で4着などの実績がある素質馬が再び重賞の舞台に戻ってきた。ここで重賞初制覇を達成して、秋のスプリンターズS(G1、芝1200メートル)に臨みたい。
昨年のCBC賞覇者がアレスバローズ(牡7歳、栗東・角田晃一厩舎)。CBC賞を勝つと勢いに乗って北九州記念(G3、芝1200メートル)も制した。今年もサマースプリントシリーズで期待できる。ハンデは57.5キロと重いが、57キロは背負い慣れた斤量。得意の夏競馬であればこなせると見る。CBC賞はリピーターが好走することもよくある。すでに7歳馬だが連覇も不可能ではない。
高松宮記念(G1、芝1200メートル)で大波乱の立役者となったのが12番人気で2着だったセイウンコウセイ(牡6歳、美浦・上原博之厩舎)と17番人気で3着だったショウナンアンセム(牡6歳、美浦・田中剛厩舎)。セイウンコウセイは一昨年の高松宮記念の覇者であり、トップハンデ58キロとはいえ警戒が必要。雨が降ればさらに恐い。ショウナンアンセムは全35戦してスプリント戦は3回の経験しかないが【1・0・1・1】と好相性。隠れたスプリンターだったのかもしれない。
その他では前走の春雷S(L、芝1200メートル)を制したビップライブリー(牡6歳、栗東・清水久詞厩舎)、3勝クラスではあるが3歳時には桜花賞(G1、芝1600メートル)で6着の実績があるラベンダーヴァレイ(牝6歳、栗東・藤原英昭厩舎)あたりが伏兵候補だろうか。
満を持して重賞獲りにきたレッドアンシェルが勝つのか、軽量3歳馬が好走するのか、あるいは伏兵が激走して波乱を起こすのか。CBC賞は6月30日、中京競馬場で15時35分発走予定だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!