モーリス、秋は天皇賞から香港マイル濃厚! 札幌記念敗退に不安も、「英最強騎手」を迎え「種牡馬価値上昇」を狙う!?
モーリス(JBISサーチ公式サイトより)G1競走4勝、前走札幌記念(G2)で2着に敗れたモーリスが、年末の香港マイル(G1)を最後に引退、種牡馬入りすることが分かった。その前に1走を挟むこととなるが、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏が「天皇賞に行くしかないでしょう」と語っている通り、2000mの中距離最強馬決定戦の天皇賞・秋(G1)に出走することとなりそうだ。
安田記念、マイルCS、香港マイル、香港チャンピオンズマイルと、アジア圏で獲得すべきG1はすべて手中に収めたと言っても過言ではないモーリス。より確実にタイトルを積み上げるには、これまで通りマイルCSを選択した方がいいような気もするが……。
「2走前の安田記念はロゴタイプの乾坤一擲の走りに屈しましたが、いまだマイル路線での”格”と実力は圧倒的なものがあります。秋にマイルCSに出走して勝っても、種牡馬としての価値が上昇することはないでしょう。であれば、天皇賞という2000mの舞台で力を見せた方が、種牡馬としての”幅”にもつながります。勝てなくとも惨敗しない限り、モーリスにとってメリットがあるでしょう」(競馬記者)
札幌記念は圧勝すら期待されていたが、ネオリアリズムに離された2着。マイルで見せる圧倒的な力を見せつけることはできなかったが、ポジティブに捉えればしっかり2着を確保できたということ。十分に可能性を感じての吉田氏の言葉に違いない。
さらに、鞍上はイギリスの名手にして、モーリスとのコンビでG1を2勝し、ここ数年日本でその手腕を見せつけているR.ムーア騎手。札幌記念では香港のトップ騎手J.モレイラが騎乗したが、ムーア騎手なら鞍上の質は同等以上である。
ファンの中には「1800mのG1があれば……」という声もあるが、モーリスがすでにマイル領域に止まらない活躍を期待される存在であるのは明白。2000mG1でも、その能力を如何なく発揮する姿に期待したい。
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