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JRA「名手たちは匙投げた?」デルマルーヴルのレパードS(G3)暗雲の理由

「そうですね。レパードSはデルマルーヴルの楽勝もあります。ジャパンダートダービーで1着のクリソベリルと2着のデルマルーヴルの関係が、昨年の3歳世代ナンバー1ルヴァンスレーヴとナンバー2オメガパフュームの関係に似ているからです。

 ルヴァンスレーヴはジャパンダートダービーを優勝すると、南部杯(Jpn1。ダート1600メートル)を優勝、チャンピオンズC(G1、ダート1900メートル)を制して3歳馬ながらダート界の頂点に立ちました。4戦4勝でジャパンダートダービーを制したクリソベリルにはルヴァンスレーヴ並みの活躍が期待されています。

 そしてオメガパフュームはジャパンダートダービー2着後、東京大賞典と帝王賞で2000メートルのダートG1を制しています。つまり、デルマルーヴルにはオメガパフューム並みの飛躍が望まれているわけです。

 ただし、ジャパンダートダービーの2着は、オメガパフュームのほうがはるかに優秀でした。オメガパフュームは4角でいったん下がりながらしぶとく伸び返してルヴァンスレーヴに1馬身半差まで迫りましたが、デルマルーヴルはなすすべもなくクリソベリルに3馬身ちぎられました。

 デルマルーヴルが世代ナンバー2であるのかどうかは、まだ断定できません。力を秘める伏兵に負ける可能性もありそうです」(競馬ライター)

 なるほど、デルマルーヴルにはこれまでC.ルメール騎手やM.デムーロ騎手、戸崎圭太騎手などが騎乗してきたが今回の鞍上予定は吉田隼人騎手。吉田隼人騎手が不安というわけではないが、名手たちにとってデルマルーヴルはそこまで魅力を感じる馬ではないのかもしれない。馬券の軸にするのは間違いではないだろうが、勝ち切れないことも想定しておくべきだろう。

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