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JRA西村淳也「突如フリー→海外武者修行」? 売り出し中の身で大丈夫?

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 デビュー2年目でプチブレイクを果たしている西村淳也騎手が、9月から約1カ月間、フランスでの武者修行を予定していると「デイリースポーツ」が報じた。フランスではシャンティイで開業している小林智厩舎に、凱旋門賞(G1)が開催される10月6日まで滞在予定だという。

 西村淳騎手は昨年13勝に終わったものの、今年に入って成績が急上昇。すでに41勝をあげ、現時点で関西は13位、全国でも18位と健闘している。昨年は1度も出走がなかった重賞にも、今年はすでに5度騎乗するなど、今後の活躍が期待される若手のホープとして考えられていた。

「西村淳騎手がこの時期に海外遠征を行うというのは、ちょっと不可解ですね。彼は先日、通算50勝を達成し、減量が1キロになったばかり。ハンデが減ったことで勝てなくなった騎手は大勢います。だからこそ、今はそれすらも苦にしないことをアピールする大切な時期だと思うのですが……」(競馬誌ライター)

 日本でビッグレースが組まれない7~9月の間に、1~2ヵ月程の遠征を行なう騎手も少なくない。ただ彼は現在売出し中の身だ。このタイミングでの遠征はしないほうが無難だと思う人がいるのも当然だろう。

「勝利を重ねたことで自信をつけたのかもしれません。最近は、上下ともに黒のダボッとしたオーバーサイズの服を着るなど、これまでとは違った格好をしていたみたいですね。関係者たちも『流行りなのかな!?』、『何を目指しているのだろう』と首を傾げていましたよ。これも自信の現れだったのかも。

 ただ、西村淳騎手が勝利をあげられた要因の多くは、減量恩恵がある騎手にはとりあえず乗せておこうと考える関西の調教師たちの気質と、ノーザンファームの手厚いサポートがあってのこと。すべてが自分の実力だと思ったら痛い目を見るはずです」(競馬記者)

 師匠の田所調教師は『デイリースポーツ』の取材で、好成績を残す愛弟子について聞かれた際に、『今はただ、勝てるチャンスがある馬を依頼されているから。自分の力ではない。現時点では、技術的にもいい面は何もない」と一刀両断。厳しい態度で接し続けているといい、「今勝っているのは決して自分だけの力じゃないぞ、と言っている。“オレが勝っているんだ”-そう思わせないように注意はしている」と語っていた。西村淳騎手も「厳しいことを言われますよ。そのおかげで調子には乗らない」と話していたのだが……。

「先日、西村淳騎手は所属していた田所秀孝厩舎を飛び出すように辞めたと伝えられている。この行為に対しては関係者たちからは批判の声が上がっていたけど、あまり褒めずに厳しい態度を崩さなかった田所調教師への反発もあったのかもしれないね。好調な時期に耳障りのいいことを言ってくる人も多いからさ。ついつい甘言に乗ってしまったんじゃないかな。そんな時期にあえて苦言を呈してくれる存在がいることが、どれだけありがたいのことなのかが、若いからわからなかったのかもね」(某新聞記者)

 武者修行に出ることになった西村淳騎手。だが帰国後、その成果を試す場所を与えられるのだろうか?

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