
JRA史上3位「馬単102万5570円」炸裂! 崖っぷち未勝利「腹をくくって内をロスなく」三津谷隼人騎手が会心の大仕事
1日に小倉競馬場で行われた6R・3歳未勝利戦で、単勝213倍の17番人気のイルマタルが優勝。2着にも単勝16番人気の大穴ディオーネプリンスが入り、馬単102万5570円はJRA史上3位の高配当となった。
この日、朝から強い雨に見舞われていた小倉競馬場。1Rから三連単210万馬券と大荒れの幕開けとなった小倉は、6Rがあった正午過ぎには小雨に変わっていたが、馬場は重発表だった。
18頭立てで行われた芝2000m。「初めての芝だったので、早めの競馬を意識していました」という三津谷隼人騎手の言葉通り、中団を進んでいたイルマタルは早めの進出を開始。4コーナーで先頭集団を射程圏に入れると、最後の直線でインから力強くに抜け出し、ディオーネプリンスの猛追を3/4差しのいでゴールした。
「レース後に『腹をくくって内をロスなく回った』とコメントしていた通り、各ジョッキーが荒れた内馬場を嫌って外を回す中、思い切ってインを突いた三津谷騎手の作戦勝ちでしたね。
今回が初の芝挑戦ということで人気がありませんでしたが、重馬場で時計が掛かったことも味方したと思います」(競馬記者)
レース後、三津谷騎手が「最後の最後に勝てて良かった」と話した通り、夏競馬最終週となる今週で3歳未勝利戦は終了となるだけに、1勝の意味は大きい。三津谷騎手は、これが今年2勝目だった。
この勝利には、イルマタルを管理する渡辺薫彦調教師も「芝を使いたいと思っていたけど、ダートで頑張っていたので、なかなか使うタイミングがありませんでした。道悪の中、勝ってくれて本当に良かったです」と“してやったり”といったところか。
ちなみにJRA史上3位の高配当となった馬単102万5570円は、小倉競馬の歴代最高配当でもある。人馬だけでなく、配当的にも大きな大きな仕事となった。
PICK UP
Ranking
17:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
池江泰寿厩舎「有力馬全滅」でリーディング陥落の危機!? 凱旋門賞大敗に続き「大手1口馬主クラブ」が全面撤退……
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 七夕賞の「枠連7-7」は本当に来たことがあるのか?毎年売れるサイン馬券の真相に迫る…今年オススメの「絶好枠」はこれだ!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛