JRA「強すぎ」クリソベリルが日本テレビ盃で古馬一蹴! チャンピオンズC制覇へ「足りないもの」は?

23日に開催された日本テレビ盃(G2)で、3歳ダート王クリソベリル(牡3 栗東・音無秀孝厩舎)が4馬身差をつける圧勝劇でデビューから5連勝を飾った。
すでに兵庫CS、JDDを完勝し同世代にライバルがいないことは証明済みのクリソベリル。そしてその強さは古馬の壁をも軽く乗り換えた。道中はロンドンタウンが逃げる展開を4番手で追走。3コーナーから進行を開始しあっという間に2,3番手を追い抜くと、後続を突き放したロンドンタウンと一騎打ちの様相で4コーナー。しかしその時点で手応えには大きな差があった。
最後の直線、残り200mでクリソベリルは川田将雅騎手のGOサインに応えて一気にロンドンタウンを置き去りにし、そのまま独走、4馬身差。非の打ち所のないレースぶりだ。
川田騎手がレース後「誰かに行ってもらって、あとはリズムを取りながら、それ通りスムーズに走ってくれたんじゃないかな」「予定通りの競馬を終えることが出来た」とコメントしたように、その能力や操縦性の高さを改めて示した走りだった。
次走は12月のチャンピオンズC(G1)の予定となるが、それも当然だろう。歴戦の古馬を一蹴し、昨年は同じく当時3歳馬だったルヴァンスレーヴがチャンピオンズCを勝利している。「挑戦」といっても、これまでのパフォーマンスからかなりの人気になる可能性もある。
「ルヴァンスレーヴと違うところといえば『一流古馬との戦い』でしょうか。今回は圧勝でしたが、ルヴァンスレーヴはチャンピオンズC前のマイルCS南部杯で強豪ゴールドドリームに完勝しています。クリソベリルはそのレベルの古馬との戦いはありません。
とはいえ、これまで見せたパフォーマンスは超一流のそれですし、今年の帝王賞3着でその後のサンタアニタTを勝利したノンコノユメもいました。インティやゴールドドリーム、オメガパフュームとの戦いが楽しみですね」(競馬記者)
一流古馬撃破も、十分現実的な話だ。
PICK UP
Ranking
5:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
JRA横山典弘騎手「史上最悪のポツン」が日本の頂点に!? 断トツ最下位で「ダービーの冒涜」大批判を集めた馬がレイデオロと並ぶ
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- ミスターシービー、ウオッカ、ヒシマサルの意外な共通点…馬名の由来は興味深いエピソードの宝庫【競馬クロニクル 第47回】
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊を激怒させた調教師が公開謝罪!? 「疑惑決着」のJBCレディスクラシック(G1)で地方馬初勝利の号泣調教師がテレビ出演
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
関連記事

JRAウインブライト「謎の凡走」に天皇賞・秋(G1)回避も……松岡正海「普通のオープン馬とはまるっきり逆」夏の過ごし方に疑問?

JRAサートゥルナーリア「菊花賞出走」イケる!? 神戸新聞杯(G2)2400mノーステッキ圧勝で「菊花賞で見たい」の声続々……

【スプリンターズS(G1)展望】秋のG1戦線開幕!「重賞3勝」ダノンスマッシュVS「夏王者」タワーオブロンドンなど見所満載!!

JRA池添謙一「遠いっすわ。凱旋門賞」ブラストワンピース降板を激白……三冠馬オルフェーヴルに続く2度目の降板劇に“本音”ポロリ

JRA神戸新聞杯(G2)サートゥルナーリア不要の「2点」勝負! 有力「現場ネタ」から見えた「穴馬券」!!
















