JRA池添謙一「遠いっすわ。凱旋門賞」ブラストワンピース降板を激白……三冠馬オルフェーヴルに続く2度目の降板劇に“本音”ポロリ

いよいよ来月6日に、フランスのパリロンシャン競馬場で開催される凱旋門賞(G1)。
日本競馬の悲願である世界最高峰の決戦に、今年も昨年のグランプリホース・ブラストワンピース、天皇賞馬フィエールマン、実力派のキセキら3頭が、すでに欧州へ飛んだ。また、海外で連戦中のディアドラにも参戦の可能性が浮上している。
一方現地では、前走の札幌記念(G2)で見事な復活を果たしたブラストワンピースが、日本勢の中で、わずかながら最上位に評価されているようだ。今夏のナッソーS(G1)制覇など、すでに欧州で結果を残しているディアドラと同じハービンジャー産駒だけに「適性」という意味でも期待が高まっている。
そんな中、ブラストワンピースの元主戦騎手だった池添謙一騎手が、「非情」と言われた乗り替わりを告げられてから、メディアでは初めて心境を語っている。
「お前らしい騎手人生やなって、よく言われますわ」
池添騎手が思いを語ったのは、netkeiba.comで自身がホストを務める人気動画『謙聞録』だ。詳細はぜひ、動画をご覧いただきたいが、騎手として今なお悔しいであろう心情がひしひしと伝わってくる。
ブラストワンピースのデビューから約2年、9戦連続で手綱を握っていた池添騎手。日本ダービー(G1)2番人気、菊花賞(G1)1番人気で人気を裏切るなど、昨年から主戦降板が囁かれていたが、年末の有馬記念(G1)を制したことで、これまでの鬱憤を晴らした。
しかし、前年の最優秀3歳牡馬に選出されて挑んだ今春の大阪杯(G1)で、またも1番人気を裏切る敗戦……。それも池添騎手が自らの判断ミスを責める、痛恨の騎乗だった。
その後、ブラストワンピース陣営は乗り替わりを発表。新パートナーのC.ルメール騎手が騎乗停止になったことで、目黒記念(G2)は池添騎手が継続騎乗したが、前走の札幌記念でついに川田将雅騎手に乗り替わりとなった。
池添騎手がブラストワンピース降板への胸の内を語ったのは、かつての相棒オルフェーヴルに会いに行く車中だった。
実は池添騎手には、オルフェーヴルでもクラシック三冠を制しながら、凱旋門賞挑戦前に乗り替わりを告げられた辛い思い出がある。ブラストワンピースが話題に上り「お前らしい騎手人生やなって、よく言われますわ」と発言したのも、これが2度目の降板劇だからだ。
「でもね、遠いっすわ。凱旋門賞に乗るのが……まあ、縁がないのかなあって思いますわ」
明るく努めながらも、思わず本音を語った池添騎手。JRA通算1000勝を超え、20を超えるG1勝利を誇る日本屈指の名手でも、凱旋門賞挑戦の狭き門に入る難しさが窺える。
相棒の芸人・ビタミンSお兄ちゃんの「まだドラマの途中ちゃいますか?」という励ましの声に「そうなればいいですけどね」と前を向いた池添騎手。果たして、凱旋門賞挑戦の悲願は達成されるのか。三冠ジョッキーの今後の巻き返しに注目したい。
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