
【エリザベス女王杯(G1)展望】「無敗」ラヴズオンリーユーVS「逆襲」クロノジェネシス! 打倒アーモンドアイへ3歳女王が激突
10日に京都競馬場でエリザベス女王杯(G1)が開催される。
春のヴィクトリアマイル(G1)と並び、秋の女王決定戦に位置付けられている、このレース。しかし、現役最強馬アーモンドアイを始め、リスグラシューやディアドラといった世界レベルの馬たちの参戦はなく、今年はそれらへの挑戦者決定戦といった陣容になりそうだ。
そんな「挑戦者」の筆頭、無敗の女王がついにターフへ戻ってくる。4戦4勝のオークス馬ラヴズオンリーユー(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎)だ。
昨秋のデビュー戦から、怒涛の4連勝で一気に3歳牝馬の頂点まで上り詰めたラヴズオンリーユー。しかし、オークス(G1)で1番人気に推されていたように決してフロックではない。全兄にドバイターフ(G1)を制したリアルスティールという血統背景からも、女王として競馬界を担ってもおかしくない大器だ。
この秋は秋華賞(G1)が予定されていたが、蹄炎症により無念の回避。ただ幸い症状は軽く、エリザベス女王杯には間に合った。注目の状態に関しては、1週前追い切りで抜群の時計を叩き出しており、一頓挫あったとは思えない動き。主戦のM.デムーロ騎手も「素晴らしい馬だ」と自信を深めている。
5連勝でアーモンドアイら先輩へ挑戦状を叩きつけるか。
そんなラヴズオンリーユーが不在の間、メキメキと力を付け、ついに秋の女王となったクロノジェネシス(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が春のリベンジを狙っている。
今春は桜花賞(G1)、オークス(G1)とも3着とあと一歩に泣いていたクロノジェネシス。しかし、前走の秋華賞(G1)で、オークス2着馬カレンブーケドールに2馬身差をつける会心の勝利。新鋭の斉藤厩舎へ初G1をもたらした。
1週前追い切りではCウッドで併入ながら、動きはトップレベルをキープ。斉藤調教師も「順調ですね。前走と同じような雰囲気でレースに出せれば」とG1連勝を狙っている。
初対決となる古馬を蹴散らし、最大のライバル・ラヴズオンリーユーに借りを返す態勢は整った。
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