【エリザベス女王杯(G1)展望】「無敗」ラヴズオンリーユーVS「逆襲」クロノジェネシス! 打倒アーモンドアイへ3歳女王が激突

迎え撃つ歴戦の古馬たちも、簡単に世代交代を許すわけにはいかない。一昨年の2歳女王ラッキーライラック(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)は、このメンバーなら実績上位だ。
一昨年、3連勝で阪神ジュベナイルF(G1)を制し、世代のトップに君臨したラッキーライラック。前哨戦のチューリップ賞(G2)で無敗の4連勝を飾り、クラシックはこの馬を中心に回るかに思われた。しかし、同世代にアーモンドアイという怪物がいたことが、本馬にとって最大の不幸だったと述べざるを得ないだろう。
しかし、その“天敵”がいない今回はG1・2勝目を狙う絶好の機会。課題は2200mの距離になるが、松永幹夫調教師は「折り合いがつくので距離は大丈夫」と自信を見せている。女王復活へ、単勝1番人気を裏切った春のヴィクトリアマイルの汚名返上となるか。
そんなラッキーライラックを前哨戦の府中牝馬S(G2)で破ったのが、伸び盛りのスカーレットカラー(牝4歳、栗東・高橋亮厩舎)だ。
3歳クラシックは参加するだけで精一杯という印象だったが、古馬になってから素質が開花。メキメキと力を付け、春のパールS(3勝クラス)で条件戦を突破すると、マーメイドS(G3)3着、クイーンS(G3)2着と重賞でも勝ち負け。そして、前走の府中牝馬Sで待望の重賞タイトルを手にした。
この中間は「中3週だから、強い追い切りはいらない」と高い状態をキープするような調整。ただ、馬は相当ヤル気のようだ。主戦の岩田康誠騎手とのコンビで、遅咲きの伏兵が大舞台で一発を狙う。

他にも昨年の2着馬クロコスミア、条件戦を好内容で勝ち上がったゴージャスランチ、4連勝中のポンデザール、府中牝馬Sで2着だったフロンテアクイーン、距離が良さそうなゴージャスランチなど、伏兵陣も多士済々。
今年は勢いある3歳女王同士の激突が注目されるエリザベス女王杯。このレースを制してアーモンドアイらに挑戦状を叩きつけるのは、どの馬か。注目のレースは10日(日)の15時40分に発走予定だ。
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