JRAエリザベス女王杯(G1)クロノジェネシスは「アーモンドアイ」タイプ!? 秋華賞(G1)快勝後「80%→100%」も過るオークスの失速
世代の頂点へ、クロノジェネシス(牝3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が充実の時を迎えている。
10日に京都競馬場で行われるエリザベス女王杯(G1)は、クラシックを戦ってきた3歳馬と歴戦の古馬とが激突する女王決定戦として位置付けられている。だが、今年はアーモンドアイやリスグラシューといった「世界女王」が不在ということもあって、秋華賞(G1)では実現しなかった3歳No.1決定戦という色合いが強い。
そんな中、無敗のオークス馬ラヴズオンリーユーに春の借りを返したいのが、G1馬となったクロノジェネシスだ。
春は桜花賞、オークスともに3着だったが、前走の秋華賞は、そんな“善戦マン”を返上するような完勝劇だった。最後の直線で1番人気のダノンファンタジーをあっさりかわし先頭に立つと、オークス2着馬のカレンブーケドールの追撃をものともせず、2馬身差をつけてゴール。
5月のオークス以来、ぶっつけ本番で+20kgだったが、そのすべてが成長分と思わせるような会心の勝利だった。
そんなクロノジェネシスにとって、残る同世代の敵は秋華賞にいなかったラヴズオンリーユーのみ。1週前追い切り、そして最終追い切りでは主戦の北村友一騎手が「いいっすね!」と頷くほど抜群の動きを見せており、頂上決戦を最高のムードで迎えようとしている。
「前走の秋華賞前は久々のレースということもあって、陣営も『オーラス時に比べると80%くらい』と話していました。そういった背景もあって、追い切りの動きは今回の方が確実にいいですね。陣営としても悔いのない仕上がりで、100%に近い状態でレースを迎えられそうです」(競馬記者)
だが別の記者によると、この良すぎるくらいの動きが「逆に不安にさせる」という。
「もともとレースを重ねるごとに、うるささが出てきた馬です。追い切りの動きは抜群にいいですし、前走より『活気があっていい』という話も聞きますが、ちょっと良すぎるのが怖いというか。
この馬は、実はオークスの前も『生涯最高のデキ』と言われるくらいよかったんです。北村騎手も『(今までで)一番いい』と、いつになく自信を持っていました。しかし、肝心のレースでは最後の直線で一度は抜け出したものの失速……・3着でしたが、最後は周りの馬と比べて脚色が完全に止まっていました」(別の記者)
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