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2016.09.16 15:33

最強3歳世代の一角・リオンディーズが浅屈腱炎を発症で離脱。「シーザリオ一族」の傾向が……
編集部

昨年の2歳王者で、今年の皐月賞、日本ダービーでともに5着とハイレベルな3歳世代の強豪の一角であったリオンディーズ(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)が左前肢浅屈腱炎のため、予定されていた神戸新聞杯(G2)出走を回避することが分かった。
皐月賞ではレース途中から暴走気味に逃げながら最後の最後まで粘りこみを見せ、日本ダービーでも上がり最速を繰り出すなど、そのポテンシャルは同世代で屈指のものがあるだけに、この離脱はファンとしては大きなショックだ。
秋初戦に予定していた神戸新聞杯には、日本ダービー2着馬サトノダイヤモンドに同4着馬エアスピネルの三つ巴の決戦が予定され、大きな期待を集めていた。G1を制した阪神の舞台でリオンディーズがどのようなレースを見せるのか、非常に楽しみだったのだが……。
リオンディーズは、秋の大目標を天皇賞・秋に定めていた。2000mという距離は同馬にとって適した距離で、エイシンヒカリやラブリーデイ、モーリスら強力古馬勢とぶつかってどうなるのか……「史上最強」とも称される3歳世代の指標にもなるレースだっただけに、実現しないのは惜しい。
3歳勢で天皇賞といえば、同じく出走の可能性が叫ばれていたスマートオーディンも、脚部不安で放牧に出され、秋ローテーションが白紙に。3歳屈指の強豪2頭が秋の舞台から去ることとなってしまった。
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