GJ > 競馬ニュース > デットーリ「勝ったことないG1」
NEW

JRA久々デットーリ「勝ったことないG1」に衝撃……ジャパンC(G1)ルックトゥワイスでジャンプ披露なるか

JRA久々デットーリ「勝ったことないG1」に衝撃……ジャパンC(G1)ルックトゥワイスでジャンプ披露なるかの画像1
Wikipedia(Paul Friel from Guildford, UK – Flickrより)

 20日、今週末から日本での騎乗を開始するL.デットーリ騎手が、都内のJRA本部で短期免許取得の手続きを行なった。

 世界最強牝馬エネイブルの主戦騎手としても知られるデットーリ騎手は、これまで世界中で制したG1は250を超えるなど、他の追随を許さない成績を収め、「世界最高のジョッキー」という称号を手にしている。日本でも05年のアルカセットなどジャパンC(G1)を3勝などあげ、存在感を示してきた。

 そのデットーリ騎手にとっては、2011年の日本ダービーでデボネアに騎乗(12着)以来となる日本での騎乗。早くからメディアも注目していたようで、「日刊スポーツ」がインタビューを行い、日本馬の印象などを聞いた。

 デットーリ騎手は、ナッソーS(G1)を勝ったディアドラの名前をあげつつ、日本の馬について「ハイクオリティーですし、とてもタフな馬たち」とし、さらに「馬も騎手もレベルが高くなっていると思います」と語った。そして長年トップでいられる秘訣を聞かれると、「メルボルンCを勝ちたいんですよ。17回挑戦して、まだ勝てない」と明かし、「世界中に勝ったことのないレースはたくさんありますし、勝ちたい気持ちが大事です」と話している。

「来日は8年ぶり。今年はこれまでにG1競走19勝をあげて、キャリアハイを更新中です。契約馬主となる社台ファームの吉田照哉代表が『ゴルフならタイガー・ウッズが来るようなもの』と世界トップレベルのアスリートと比較して語るのもわかりますよ。

 そのデットーリ騎手が17回も挑戦して、メルボルンCに勝ったことがないというのも驚きですね。今年はマスターオブリアリティで優勝を目指したものの、最後の直線で大きく内斜行し、2位入線したものの4着に降着となりました。今年こそはという思いが強すぎて、気合いがからまわりしたのかもしれません。

 この斜行で騎乗停止になったため、来日が遅れることに。でもオーストラリアでG1勝利をあげなかったため、記念すべき年間G1・20勝目を日本であげる可能性も出てきました。デットーリ騎手には大記録を日本で樹立してもらいたいですね」(競馬誌ライター)

 デットーリ騎手はジャパンCにはルックトゥワイス、チャンピオンズC(G1)にオメガパフュームと2週連続でG1に参戦予定。見事に勝利をあげ、日本のファンに馬の背から飛び降りる“デットーリジャンプ”を披露することができるのだろうか?

JRA久々デットーリ「勝ったことないG1」に衝撃……ジャパンC(G1)ルックトゥワイスでジャンプ披露なるかのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦
  4. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か
  7. JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】
  8. 競馬・パチスロ「勝ちまくり」の無双モード!?「キャプテン渡辺」が濃厚すぎる上半期を振り返る!!【特別インタビュー】
  9. 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
  10. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も