JRA「強すぎウオッカ超え」レシステンシアの将来が恐ろしい……北村友一「まだポテンシャルを秘めている」

8日(日)、阪神競馬場で行われた阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)は、4番人気のレシステンシア(牝2歳、栗東・松下武士厩舎)が後続を5馬身突き放す圧勝。リアアメリア、ウーマンズハートら評判馬をねじ伏せ、見事に2歳王者に輝いた。
4番人気に支持されていたレシステンシアは好スタートを決めてハナに立つ。3Fは33秒7のハイペースで主導権を握ると、そのまま先頭を譲らず、後続に1馬身差をつけて最後の直線を迎えた。ここから後続勢との熾烈な戦いが始まる……かと思いきや鞍上の北村友一騎手が合図を送ると、レシステンシアはさらに加速。上がり最速となる35秒2の脚で、グングンと差を広げ、悠々とゴール。2着とは5馬身差をつけ、06年後に64年ぶりに牝馬ながら日本ダービーを制したウオッカが記録した1分33秒1を0秒4更新する、2歳コースレコードを樹立している。
騎乗した北村友騎手は、「結構なラップで行っていたので、右から左へと手前を替えて、終始フワフワ」、「手応えはあったのですが、少し半信半疑の手応え」などとまだ課題があると語り、「まだ荒削りな所はありますが、ここでも通用するスピードを見せてくれましたし、強い内容でした。まだポテンシャルを秘めていると思います」と、今後の成長に期待を寄せた。

「逃げて道中10秒台や11秒前半のラップも出しながら、最後に上がり最速の末脚を発揮して後続を突き放し、ウオッカ超えのレコードを記録。絵に描いたような圧巻の内容で勝利を飾って、クラシックの最右翼に躍り出ましたね。これでまだ成長途上だというのだから、末恐ろしい存在です。
今回、レシステンシアが歯牙にもかけなかったリアアメリア、ウーマンズハートは業界関係者たちから世代トップクラスと評されていました。とくにリアアメリアについては、『桜花賞はこの馬で決まりでしょ』なんて話す調教師もいたほどです。ダイワメジャー産駒ですので、距離の壁が今後は課題になる可能性はあるでしょうが、現時点では来年の桜花賞に最も近い存在だと考えていいのでは?」(競馬記者)
ダイワメジャー産駒の牝馬といえば、阪神JFとNHKマイルCでG1競走2勝をあげたものの、故障に泣いたメジャーエンブレムがあげられる。しかし、現時点でウオッカ超えすらも果たしているレシステンシアは、その“最高傑作”すらも超える成績を残すポテンシャルを秘めているはずだ。
壮大なスケールを感じさせるレシステンシア。これから、どれだけ偉大な記録を打ち立てることができるのだろうか? 来年のクラシックが今から楽しみだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新
ジャックドールのG1制覇はパンサラッサのお陰!? W豊がもたらしたそれぞれの栄冠、令和のサイレンススズカVSツインターボの「不毛な論争」に終止符
「明暗」分かれたスワーヴリチャードとレイデオロ、評価と成績で逆転されるも…巻き返しに期待出来そうなワケ
JRA三浦皇成「大躍進」の影にC.ルメールの言葉。関東リーディング2位の”復活劇”が示した「外国人旋風」との付き合い方- 【ジャパンC】「ハナ争い」はタイトルホルダーとパンサラッサで決まり?二強を脅かす快速馬に波乱の予感…両雄並び立たずの可能性を探る
- 地方所属馬初のJRA・G1制覇を果たした「岩手の雄」の記憶、強豪2騎を擁した地方競馬の黄金時代【競馬クロニクル 第67回】
- ウマ娘「社台解禁」にファン歓喜!? 二冠馬ネオユニヴァース登場が意味するものと、気になるノーザンファーム系の動向は?
- 「川田が選んだ」で過信禁物!? アートハウスが過大評価と言えるワケ
- 【共同通信杯】紛れもなく最高の出世レース。テンポイント、ナリタブライアン、ゴールドシップ、エルコンドルパサーらJRA史に残る勝ち馬21頭。名馬の道へ進むのはジャンタルマンタルかエコロヴァルツか
- JRA戸崎圭太「落馬」させた大井・矢野貴之がJBCスプリント(G1)サブノジュニアで“悪夢”払拭の勝利! 「ガンガン乗って、いい騎乗を見せてほしい」先輩のエールに応える会心騎乗!
- 7馬身圧勝アスクシュタイン&評判馬クロワデュノール「絶好調」北村友一が武豊にそっくり!? 昨年、G1完全制覇を見据えたレジェンドが味わった現実
















