GJ > 競馬ニュース > 菜七子、来年も継続?
NEW

JRA藤田菜七子「来年もコパノキッキング」可能性大! 初重賞制覇で心変わりも?

【この記事のキーワード】, ,

JRA藤田菜七子「来年もコパノキッキング」可能性大! 初重賞制覇で心変わりも?の画像1

 8日(日)のカペラS(G3)は、2番人気コパノキッキング(セ4 栗東・村山明厩舎)が2着に2馬身半差をつけて、同レース連覇を達成。同馬はJRA重賞3勝目、鞍上の藤田菜七子騎手は悲願のJRA重賞初勝利を飾っている。

 レース後、菜七子騎手はコパノキッキングの関係者に感謝の言葉を述べ、「このコパノキッキングが一番強いと思って乗っていましたし、追い出してからも本当に良い脚でしっかり一歩ずつ伸びてくれていました」とレースを振り返った。

 そして「本当にコパノキッキングありがとう、という気持ちと、この一年コパノキッキングに乗せていただいていて、良い結果を出すことが出来ない時もあって悔しい思いも何度もしたので、こうして勝つことが本当にうれしかったです」と相棒への思いを語り、「素晴らしい馬に乗せていただいて、私自身少しずつですけど成長することが出来て本当に感謝しています。ファンの皆様にもコパノキッキングのことをこれからも応援していただけたらうれしいなと思います」と締めた。

「菜七子騎手は、今年のフェブラリーS(G1)でのコンビ結成から、6戦目にして、ついにJRAでも重賞初制覇を達成。菜七子騎手にとって大きな意味を持つ勝利ですが、彼女のことを信じて鞍上を任せ続けたオーナーのDr.コパ氏もホッと胸をなでおろしているのではないでしょうか。

 これからもこの菜七子騎手×コパノキッキングのコンビの活躍には期待が集まります。ですが、今年の春にDr.コパ氏は『スポニチ』の取材でとりあえずは年内まで』とし、その後『豊さんに乗ってもらったらどうなるのか、という興味がある』と明かしていました。それだけに、来年以降、このコンビを見ることが出来ないかもしれません」(競馬誌ライター)

 現代競馬で乗り替わりは常。このコンビも見納めかと思いきや、Dr.コパ氏も今年の活躍を受け、心変わりしつつあるようだ。レース後に「スポニチ」の取材に応じたDr.コパ氏は、菜七子騎手とコパノキッキングの1年を振り返り、当初このコンビは「年内解散」としていたものの、「今年は(村山明)調教師に随分とわがままを聞いてもらったから、来年はレースも騎手も全て任せる」と調教師に一任する意向を示している。

 まだ継続と明言しているわけではないため、油断は禁物だ。それでも、「解散」が決定事項のように言われていた以前の状況よりかは、菜七子騎手にも継続騎乗の可能性が出てきたことは間違いないだろう。

 来年以降のコパノキッキングの背には菜七子騎手の姿があるのか。それとも……!?

JRA藤田菜七子「来年もコパノキッキング」可能性大! 初重賞制覇で心変わりも?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  8. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】